宜野湾市議会 > 2021-09-22 >
09月22日-05号

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  1. 宜野湾市議会 2021-09-22
    09月22日-05号


    取得元: 宜野湾市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    令和 3年  9月 定例会(第439回)   令和3年第439回宜野湾市議会定例会会議録(第5日目)                       午前10時00分(開議時刻)            令和3年9月22日(水)                       午後4時08分(散会時刻)1.出席議員(22名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       3   平安座武志    4   又吉 亮       5   栄田直樹     6   上里広幸       7   宮城政司     9   濱元朝晴      10   宮城 司    11   石川 慶      12   宮城 克    13   山城康弘      14   真喜志晃一   15   知念秀明      16   米須清正    17   伊佐哲雄      18   屋良千枝美   19   知名康司      20   呉屋 等    21   平良眞一      22   桃原 朗    23   伊波一男      24   岸本一徳    25   桃原 功2.欠席議員(3名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       1   上地安之     2   伊佐文貴       8   宮城 力3.欠員1名(26番)4.説明のために出席した者      職名       氏名     職名       氏名     市長       松川正則   副市長      和田敬悟     教育長      知念春美   上下水道局長   島袋清松     総務部長     伊波保勝   企画部長     安藤 陽     基地政策部長   米須良清   福祉推進部長   岡田洋代     健康推進部長   崎間 賢   市民経済部長   国吉孝博     建設部長     石川康成   教育部長     嘉手納貴子     指導部長     又吉直正   消防長      浜川秀雄5.議会事務局出席者      職名       氏名     職名       氏名     事務局長     東川上芳光  課長       仲村厚子     議事係長     平田駒子   議事担当主査   大城拓也     主任主事     渡嘉敷 真  主任主事     棚原裕貴6.会議に付した事件は議事日程第5号のとおりである。              議事日程第5号         令和3年9月22日(水)午前10時00分開議 日程第1 一般質問    (1)濱元朝晴     (2)知名康司    (3)呉屋 等     (4)宮城政司 ○平良眞一副議長 おはようございます。ただいまから第439回宜野湾市議会定例会第5日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分) 本日の日程は、お手元に配付してあります議事日程表第5号のとおり進めてまいります。 日程第1.一般質問を行います。9番 濱元朝晴議員の質問を許します。濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 皆さん、おはようございます。9月定例議会の一般質問、議席番号9番、絆輝クラブの濱元朝晴です。コロナウイルスに負けないように、一生懸命頑張って質問をしたいと思います。ただいま議長よりお許しがありましたので、通告してありました一般質問を順番よく行います。 その前に、宇地泊第二土地区画整理事業において、随意契約をして購入した保留地の整備ができて、念願の宇地泊第2駐車場が完成しました。ここのスペースを活用して、宇地泊の行事や祭りなどができるようになりました。また、公民館前の市道の違法駐車もなくなり、自治会を利用する市民や区民も安心して活動できることと思います。松川市長はじめ関係部署の皆さんには心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。 では、早速ですが、宇地泊第二土地区画整理事業についてお伺いします。あとは自席にて質問いたします。よろしくお願いします。 すみません。今日は副議長の平良眞一議員が後ろから見ているということで、相当緊張しております。すみませんでした。引き続き、現在の土地区画整理事業の進捗状況をお伺いして、あとは自席にて質問をしたいと思います。よろしくお願いします。お願いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 おはようございます。濱元朝晴議員の御質問にお答えいたします。宇地泊第二土地区画整理事業の進捗状況につきましては、必要な道路や造成などの整備は、令和2年度事業におきまして全て完了しております。今年度につきましては、令和4年度末予定しております換地処分に向けて準備を進めているところでございます。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。道路や造成の整備は令和2年度で完了しているということと、あとは事務処理が令和4年度末には換地処分が終わるということで安心しました。今後、またよろしくお願いしたいと思います。 次に、公園及び遊歩道についてお伺いします。宇地泊第二土地区画整理事業では、整備公園として3か所の公園が計画されています。しちゃばる公園は前から要望しておりました老人クラブや地域の方々がグラウンドゴルフゲートボール、特にペタンクはパリ五輪の競技種目にも決定しております。地域の方々が公園での球技を行う場合に利用制限があるのかどうか、お伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。市内の公園において、利用者の皆様が安全・安心、快適に利用していただくように公園管理に努めており、都市公園条例第5条及び第6条に基づき、公園を損傷、汚損、または利用者に危険が及ぶおそれがあると判断した場合には、利用を制限しております。 公園内で球技等を行う場合、公園内行為許可申請書を提出していただき、球技や行為の内容にもよりますが、公園利用者や周辺地域に迷惑、支障とならないように許可しております。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 利用者に対しての制限があるということですので、ここの公園で楽しく過ごせる公園にしてもらいたいと思います。 次に、しちゃばる公園及び遊歩道のせせらぎの利活用についてお伺いします。現在、せせらぎは利活用されていませんが、いつから利用ができるのかお伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。しちゃばる公園及び遊歩道のせせらぎの利活用についてでございますが、湧水を利用したせせらぎとなっており、現在、水源地であるてぃーちがーの水質調査を行っており、調査結果に基づき使用開始を行ってまいりたいと考えておりますので、地域の皆様には御理解のほどよろしくお願いいたしたいと存じます。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。しちゃばる公園と遊歩道については、てぃーちがー公園、またはこの水源地である水質調査のために今使用できてないということですが、次に街区公園であるてぃーちがー公園は、今年度9月の補正予算にも上がっておりますが、前回の答弁だと、8月に入札執行が行われると聞いておりますが、入札やスケジュールがどのようになっているかお伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。てぃーちがー公園の進捗でございますが、整備及び植栽工事ともに8月末にて契約締結を行い、令和4年3月31日までの期間にて工事完成を目指し、現在は、工事着手前の現地測量調査などを行っております。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。整備及び植栽工事の契約を済ませ、工事期間は令和4年3月末には工事を目指すということでありますが、今は現地測量調査を進めていることで安心しております。 令和5年度にかにくばる公園施設においては、これから設計が始まると思いますが、ゲートボールやペタンクの専門的なコートを地域の要望などを取り入れることができるかお伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。
    石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。かにくばる公園施設の設計においても、地域説明会にて皆様の御要望など意見を聴取し、地域に親しまれる公園施設ができるよう取り組んでまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。公園設備の設計の地域説明会において、要望等の意見を聞くということでありますが、今、スケートボードとかそういう専門的なコートが、またこの公園にもできるよう御検討をお願いいたします。公園の件はそれで終わりたいと思います。 次に、交通安全対策についてお伺いします。宇地泊区自治会前交差点への信号機設置についてお伺いします。去年の12月にも質問しましたが、市当局に宇地泊区自治会から信号機設置の要請文が提出されていると思いますが、もちろん管轄は沖縄県公安委員会ですが、現在の宇地泊区自治会前の信号機設置の状況がどうなっているかお伺いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 おはようございます。濱元議員の御質問にお答えいたします。議員御承知のとおり、交通規制に係る信号機の設置につきましては、沖縄県公安委員会の管轄となっており、設置要請を行う場合は、地元の警察署を通じて沖縄県公安委員会へ要請する流れとなっております。 宇地泊区自治会前の交差点への信号機設置につきましては、宜野湾警察署へ確認しましたところ、当該交差点は、横断歩道や一時停止線等の規制があり、道路標識も設置されていること、また国道58号から当該道路へ流入する車両も多く、公民館前へ信号機を設置した場合、さらなる渋滞を招くおそれがあることなどから、信号機の設置は厳しいとの見解でございました。 本市としましては、歩行者注意、一時停止などの交通安全啓発看板を自治会へ提供し、自治会により当該交差点周辺の設置も行い、対策を施しております。引き続き、自治会や警察署などと連携しながら、交通安全対策に努めてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。国道58号から当該道路へ流入する車両も多く、公民館前へ信号機を設置した場合、さらなる渋滞を招くおそれがあるということから、信号機の設置は厳しいとの答弁ですが、信号機設置に時間がかかるのであれば、路面のカラー舗装で対応できないかお伺いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。現在、交通安全啓発看板などの設置の対策を行っておりますが、自治会や関係部署などと連携しながら、カラー舗装等の対策につきましても検討していきたいと考えております。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。公民館前にある横断歩道は本当に危険な場所ですので、重大事故が起きない前に自治会や関係部署と検討して、ぜひ早めの信号機設置をお願いします。それと、カラー舗装の設置も併せてお願いしたいと思います。 次に、白線が消えている横断歩道、停止線についてお伺いします。宜野湾市の県道や市道、または信号機が設置されているところでは、ほとんど停止線や横断歩道の白線が引かれています。管轄が公安委員会や警察になっていますが、今回白線の引き直しの件で宇地泊区自治会からの要請があったかどうかお伺いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。横断歩道、停止線など交通規制に係る白線の保守管理につきましては、沖縄県公安委員会の管轄となっております。御質問の件につきましては、先日、宇地泊区自治会より3か所の横断歩道の白線引き直しの要請がございました。それを受けまして、市としましては、去る9月13日に宜野湾警察署当該横断歩道の塗り直しについて要請を行ったところでございます。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。9月10日に3か所の線引きの要請があったということと、また市当局は、13日に宜野湾署へ早急の要請があったということでお礼を申し上げたいと思います。 当該横断歩道の見直しの管轄が、これも公安委員会宜野湾警察署ですが、手続等に時間がかかると思います。緊急のときなどの白線を塗り直すための市当局の予算措置があるのかどうかお伺いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。交通規制に係る横断歩道などの保守管理につきましては、沖縄県公安委員会の管轄となっておりますので、市で予算措置は行っておりません。市としましては、警察署への要請など、今後とも自治会等と連携しながら、交通安全対策に取り組んでまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。横断歩道の保守管理については、市の予算はないということですが、その件は自治会や関係部署との連携をしながら公安委員会や警察と対応できるようにお願いしたいと思います。 その件は終わりまして、次に新型コロナウイルス感染対策及び支援策への対応についてお伺いします。最初に、PCRの検査対応について質問をしたいと思います。新型コロナウイルスに感染しているかどうかは、陽性か陰性かによって各対応が違ってきますが、PCR検査を行っている事業所は、令和3年3月の時点で、県内には5つの検査機関がありましたが、現在は、県内または市内において検査機関が何か所あるかお伺いします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 おはようございます。濱元議員の御質問にお答えいたします。沖縄県が実施する新型コロナウイルス感染症PCR希望者検査促進事業において、PCR検査を希望する方が一部補助にて検査を受けることができ、令和3年9月3日時点で、検査機関は7か所となってございます。本市には検査場所はございませんが、近隣では、浦添市、うるま市、北谷町で検査を実施しており、一部機関では、検査キットを自宅に郵送しての検査も可能となっております。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。現在は、県内には7つの検査所があって、市内には検査所がないということですが、令和3年2月1日に宜野湾市議会から沖縄県知事に、新型コロナウイルス感染症の影響に係る支援を求めましたが、内容の一部にPCR検査を希望する方が無料または低額で受けられる体制の整備を図るよう意見書も提出しております。 前回の議会で知念秀明議員の質問に、新型コロナウイルス感染症PCR希望者検査促進事業費補助金を受けて実施されている事業を利用して、民間検査機関を開設してほしいとの要望もあり、市当局は、予算を含め事業化を検討する答弁がありましたが、宜野湾市においても市独自に検査機関を開始することの計画があるのかお伺いします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。沖縄県が実施する事業において、PCR検査希望者への一部補助や、県内飲食店従業員への無料PCR検査が実施されていること、また9月1日より沖縄県総合運動公園内にて濃厚接触者等となった方がPCR検査が受けることができるよう、ドライブスルー方式で検査が可能となっております。 また、小中学校等においては、感染者が発生した場合のPCR検査を実施しており、対象を保育所、幼稚園などに広げております。以上のことにより、以前は検査機関も少なく、希望してPCR検査を受ける場合には、自己負担も2万円から3万円を要しておりました。現在は、沖縄県において検査体制の拡充が図られており、無料や比較的安価な費用で受検できる環境も整っておりますので、現時点で本市独自のPCR検査事業は行う計画はございませんが、市民の皆様には、引き続き県内検査機関の案内、周知等に努めてまいりたいと考えているところでございます。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。地域に無料とかそういう低額の検査があるということで、当分宜野湾市では開設しないということですが、コロナウイルス感染者でありながら無症状の状態で町なか出歩く方がいると思います。コロナに感染しているかは、PCR検査をすることで陽性反応が出て初めて分かります。ぜひ宜野湾市でもドライブスルー方式PCR検査を開設してもらいたいと思います。その件はそれで終わります。 次は、ワクチン接種についてお伺いします。ワクチン接種の順位や会場も決まり、県民に接種の周知がされていると思います。宜野湾市は、ワクチン接種の集団接種が9月9日から宜野湾市立体育館、広域接種は6月22日に沖縄コンベンションセンター展示棟の会場と那覇市の2会場、そして個別接種はかかりつけの医療機関が6月第2週から実施しておりますが、宜野湾市で接種できる医療機関は何か所あるかお伺いします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。市内の個別接種を行っている医療機関につきましては、現在21か所となってございます。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。現在は21か所の医療機関でワクチン接種していますが、ワクチン接種の流れとして、接種券が届き、接種会場の選択で集団接種、広域接種するか個別で市内の医療機関で受けるかを決めて、宜野湾市コールセンター、またはホームページからも予約ができ、予診票を記入して会場でワクチン接種後、健康観察のための15分から30分、会場で待機して終了となりますが、現在、宜野湾市の1回目と2回目のワクチン接種率と他市のワクチン接種率をお伺いします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。沖縄県で公表している接種率で申し上げますと、9月20日現在で本市における1回目接種率は48.6%、2回目接種率が33.4%となっており、県内11市の接種率で見ますと、石垣市が最も高く、1回目69.9%、2回目66.6%、続いて宮古島市、南城市となっております。本市は、11市の中で一番低い接種率となってございます。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。11市とちょっと比べても、宜野湾市は接種率が低いということで、今お聞きしました。 ワクチン接種を受けないという方もたくさんいると思いますが、どのような原因で低くなっているかお伺いします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。他市と比べて接種率が低い要因といたしましては、接種回数枠の不足が挙げられます。よって、ワクチン接種の加速化を図り、接種率を上げるため、9月より集団接種においては、毎週水曜日、木曜日、日曜日の週3回実施から新たに土曜日を追加し、週4回の実施となっております。 また、午前中実施分を300人規模から400人規模に拡大しております。接種枠を拡大することで、週1,800回接種から2,800回接種となります。9月18日より半日の対応人数をさらに500人規模に拡大していることから、週3,500回の接種体制を整えているところでございます。 医療機関における個別接種では、市内医療機関21か所の協力の下実施しておりますが、当初、1週間当たり約1,300回の実施から、8月の予約枠の拡大について協力をお願いし、現在では1週間当たり約1,900回へ接種枠を拡大し、実施しているところでございます。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。いろんな事情がありますが、宜野湾市の医療従事者プロジェクトチームが頑張っていることは十分分かっておりますが、いろんな対策を取って頑張ってもらいたいと思います。 続いて、次の質問に入ります。次に、妊婦優先接種について、昨日、屋良千枝美議員も質問がありましたが、重複しますが、確認のつもりで質問したいと思います。今年の8月に千葉県でコロナウイルスに感染した妊婦の搬送先が見つからず、自宅で早産となって赤ちゃんが亡くなったことで、妊婦から市に接種の相談等の問合せがあったと思います。宜野湾市では、23日から希望する妊婦へのワクチン接種予約やその開始をしておりますが、具体的な接種の流れをお伺いします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。接種を希望する妊婦は、コールセンターに電話にて予約し、接種をすることができます。予約の際には、妊婦であることと親子健康手帳の交付番号を申告し、予約を取ることになります。また、接種当日は、接種券や予診票に加え、親子健康手帳も持参いただいております。接種会場では、体調面を配慮し、待ち時間を少なく接種できるよう、受付時に優先タグをつけ、スムーズに接種できるよう調整しております。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) コールセンターなどで予約して、あとは産婦人科の医師の接種許可とかそういうのをもらいながら接種するということで理解しました。 妊婦へのワクチン接種を行われていますが、接種状況と接種後の対応がどのようになっているかお伺いします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。8月23日より集団接種における妊婦の優先予約を開始し、9月10日より配偶者、パートナーへの優先拡大をしているところでございます。半日当たり10人ずつの優先枠を設けており、9月17日までに128回の接種が行われております。 また、接種後の対応といたしましては、接種後、会場内で健康観察を行いますが、体調の変化に対応できるよう、待機場所を分けて経過を観察しております。体調不良がある場合には、ベッドに横になるスペースも準備しているところでございます。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。妊婦は一般の接種者と違い、副反応に対して敏感ですので、十分配慮してもらいたいと思います。 以上でその件は終わりまして、次は経済支援についてお伺いします。宜野湾市から例年自治会に対する補助はどのようなものがあるかお伺いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。市から自治会へ交付している補助金につきましては、宜野湾市自治会育成補助金交付規則に基づき、市政に協力する地域共同体としての自治会の育成を推進するため、市内各自治会に対し運営費補助金を交付しているほか、広報施設の改修や自治会事務所の改修、修繕等に対する事業費補助金、また宜野湾市防犯灯設置補助金交付規則に基づき、犯罪の未然防止などを目的に、防犯灯設置補助金を交付しております。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。自治会育成補助金などがありますが、自治会に対しては地方創生臨時交付金を活用して、新型コロナウイルス感染症対策に必要な消耗品の費用に対する補助金の支給や、国及び県独自の緊急事態宣言に伴う自粛要請に協力していただいた自治会に対して一律10万円の支援金の支給を行っておりますが、その後、自治会からの支援の要請があったかお伺いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。令和2年度に新型コロナウイルス感染症対策として、2回の自治会支援事業を実施しております。1回目は、コロナ禍の影響により活動を制限している自治会へマスクや手袋、消毒液、飛沫防止アクリル板等の購入費用等に対し、世帯規模ごとに7万5,000円から13万円の補助金を交付し、感染拡大防止及びコロナ収束期を迎えた際に、滞りなく自治会活動が再開できるよう支援してまいりました。 2回目は、感染症拡大防止のための自粛要請に応じ活動制限に協力いただいた自治会に対して、施設の安定的かつ持続的な管理及び安心かつ充実した自治会活動ができるよう、一律10万円の支援金を23自治会に交付しております。 自治会から市への支援要請につきましては、去る9月9日に宜野湾市自治会長会名にて、新型コロナ感染拡大に伴う自治会支援の要請についてとの要請書が提出されているところでございます。今年度は、4月からの新型コロナウイルス感染症に係るまん延防止措置や、5月から現在に至る緊急事態措置により、各自治会の活動にも様々な影響が出ていると考えております。市としましても、各自治会の状況を確認するとともに、財源の確保を含め関係部署と調整しながら、今後の支援について検討していきたいと考えております。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 9月9日に宜野湾市自治会長会からの要請を受けたということでありますが、自治会も決算等資料を確認しながら、自治会の現状把握をし、自治会運営に支障を来した場合は、関係部署と調整を図りながら、支援策を検討してもらいたいと思います。今後も自治会は市に対して本当になくてはならない自治会ですので、支援のほうをよろしくお願いします。以上でこの件は終わります。 続いて、県営大謝名団地周辺の環境整備についてお伺いします。県営大謝名団地は、現在3号棟の98世帯の建て替え工事が進んでおりますが、建物と土地は県が管轄しておりますが、居住する住民は宜野湾市民として生活しております。現在の工事中の新3号棟の進捗状況がどのようになっているか、お伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。県営大謝名団地3号棟について、御質問の内容を沖縄県住宅課に問合せを行いました。回答によりますと、3号棟は鉄筋コンクリート造10階建てで98世帯でございまして、現在は内装工事や3号棟の入居者専用駐車場整備を行っており、今年の10月末に完了予定とのことでございます。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。現在は、内装工事や3号棟の入居者専用駐車場整備を行って、10月末には完成予定ということですが、3号棟完成後の入居スケジュールがどのようになっているかお伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。3号棟の入居スケジュールにつきましては、7月に入居者募集をしており、9月には入居者選定抽せん会、当選した方々の資格審査を行い、早い方は12月頃から入居していきますとの回答でございました。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。7月に入居者募集、そして9月には入居者の選定抽せん会をして、12月頃には入居できるということで確認しました。 実は、先週、県営大謝名団地の自治会を訪ねてみたら、駐車場の割当て台数と駐車場の不足が見込まれているために、現在の芝生部分を駐車場に変更できないかという相談がありましたが、市当局としては、管轄が県のほうでありますが、その辺の御答弁できたらお願いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。県営団地は、建物、駐車場、道路等の土地利用については、国の補助金申請を現在の整備内容で提出してございまして、芝生等の土地利用の変更はできかねますとの回答でございました。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。県営団地は、国の補助とか管轄が県で行われていますが、駐車場の不足により違法駐車が増えているということで、大謝名団地の自治会長のほうも困っているということでありました。その件は、県のほうにしっかりと市のほうから伝えてもらいたいと思います。この件は以上です。 次は、県営大謝名団地内の道路の進捗状況と今後のスケジュールをお伺いします。県営大謝名団地内道路の工事がストップして数年がたっておりましたが、現在工事を着工しております。県営大謝名団地内道路の進捗状況と今後のスケジュールがどのようになっているかお伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。団地内道路の進捗につきましては、5月に道路整備工事に着手しており、令和3年10月末に完成するようでございます。完成後は、市道認定をいたしまして、道路用地の帰属や道路構造等について、本市土木課と県住宅課で事前協議を進めているところでございます。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。10月末には完成するということと、市道認定までできるということで安心しました。この道路は、以前は途中から急に狭くなり危険な場所ではありました。また、南建工業側の歩道側が途中から狭くなり、通ることができませんでしたが、県営大謝名団地内道路の整備内容がどのようなものかお伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。県営大謝名団地内の道路整備につきましては、パイプライン線と市道宇地泊4号及び27号を結ぶ延長366メートルの道路でございます。形態につきましては、両側に2メートルの歩道がございまして、車道についてはスムーズに交互通行可能な6メートル、全体の幅員は10メートルとなってございます。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 延長366メートルで歩道が2メートルずつあって、全体で幅員が10メートルということで理解しました。 そこは、一方、この道路が整備された場合に、抜け道やパイプラインで三差路になっている、浦添市から車両がスピードを落とさずに大謝名パイプラインを通過する車両も増えています。前回の質問でも危険な場所の信号機の設置をお願いしておりましたが、その後どうなっているかお伺いします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。当該三差路への信号機設置につきまして、宜野湾警察署へ確認したところ、設置したことによる交通渋滞の発生が懸念され、また信号機の設置基準も満たしていないことから、今の状況では公安委員会への上申はできないとの回答でございました。 今後、県営大謝名団地3号棟が完成し、12月から入居されるようなので、交通量の変化などを確認しながら、自治会や関係機関、宜野湾警察署とも調整し、交通安全対策に努めてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。この場所は信号機の設置基準に満たないということで、公安委員会に上申できないという回答ですが、今後、自治会や関係機関、そして宜野湾署とも調整して、ぜひ信号機ができるようによろしくお願いしたいと思います。以上です。 続いて、次の質問です。西海岸地域の交通渋滞についてお伺いします。西海岸地域の交通渋滞の要因は幾つかあると思いますが、特に浦添北道路は、沖縄西海岸道路の一部を形成し、宜野湾市と浦添市を結ぶ大変重要な道路であります。宜野湾市の南の玄関口である宇地泊周辺の国道58号宜野湾バイパスの交通渋滞は、西海岸道路の整備に伴い車両の流入が増加し、道路の交通容量が不足していることが要因と考えられます。 そこで、港川から宇地泊までの約2キロメートルある浦添北道路の拡張計画について、現在の状況をお伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。浦添北道路につきましては、沖縄西海岸道路の延長約50キロメートルの一部を構成する延長約2キロメートルの道路で、一般国道58号等の交通渋滞の緩和、那覇港、那覇空港へのアクセス向上を目的としており、平成30年3月に浦添北道路のⅠ期線として、暫定2車線で開通しております。浦添北道路Ⅱ期線につきましては、令和元年度に新規事業化されており、沖縄総合事務局南部国道事務所において整備を推進しているところでございます。 令和3年度は、約11億円の事業費が計上され、上下6車線で計画されており、現在は調査設計、関係機関との協議、橋梁工事等を推進中であると伺っております。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。この浦添北道路は、平成30年3月に2車線で開通しましたが、宇地泊インターチェンジ等の交通渋滞もあり、浦添北道路Ⅱ期線は令和3年度に調査設計、関係機関との協議を進めていますが、これまでの南部国道事務所、那覇港湾、空港整備事務所、中部土木事務所、そして浦添市を含む継続的に調整会議が行われ、宜野湾市も調整会議に参加していましたが、現在も会議に参加しているかお伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。議員御質問の件は、浦添西海岸道路に関する調整会議のことと存じますが、当該会議は、浦添西海岸地域における関連道路に関する課題を整理し、円滑な事業の実施に向けて各関係機関との調整を行うことを目的としており、本市についてはオブザーバーとしての参加をしてございます。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。現在もオブザーバーとして浦添西海岸道路に関する調整会議に参加しているということですが、先ほどの答弁では、浦添北道路は将来的には6車線の予定で、今度の拡張計画は、大山向けの2車線を国道58号宜野湾バイパスに延長と聞いておりますが、現在でも宇地泊インターチェンジ付近から伊佐の間が渋滞しています。沖縄西海岸道路宜野湾地区の起点が伊佐で、終点が宇地泊の5キロになります。 令和2年3月に松川市長が上京して、沖縄北方担当大臣、国土交通省の政務官に沖縄西海岸道路の市内区間を早期実現化していただくように要請を行っています。沖縄総合事務局において、令和2年度より沖縄西海岸道路宜野湾地区検討に着手したとお伺いしております。当該道路の整備により、本市西海岸地域の渋滞緩和が期待されます。沖縄西海岸道路宜野湾地区の事業化に当たっては、国が設置した沖縄地方小委員会において議論が行われていると聞いていますが、小委員会のメンバー構成、委員会におけるこれまでの検討内容についてお伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。沖縄地方小委員会は、国土交通省社会資本整備審議会道路分科会の地方小委員会として、沖縄総合事務局に設置されている委員会で、直轄事業の事業評価など、地方における道路事業の効率的な実施に関し意見を聴取することなどを目的として設置しており、学識経験者等の7名の委員で構成されております。 なお、令和3年1月に開催された沖縄地方小委員会では、沖縄西海岸道路宜野湾地区における地域及び道路交通の現状と課題、政策目標の案、意見聴取の方法、計画段階評価の進め方などについて意見聴取を行ったと伺っております。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。沖縄地方小委員会は、学識経験者7名の委員会で道路事業の効率的な実施に関して意見を聴取することを目的としておりますが、1月に開催された沖縄地方小委員会は、沖縄西海岸道路宜野湾地区における地域及び道路交通の現状と課題について意見聴取が行われております。沖縄地方小委員会の今後の予定も含め、国は沖縄西海岸道路宜野湾地区の事業化に向けて、どのような検討を進めているのかお伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。計画段階評価に係る沖縄地方小委員会では、今後、地域の課題等を踏まえた政策目標を明確化した上で、おおむねのルートの位置や基本的な道路構造案の比較、評価を実施するとともに、事業の必要性及び事業内容の妥当性を検証します。計画段階評価で概略ルート、構造が決定した後、都市計画決定手続、新規採択時評価を経て、事業化となるのが基本的な流れになります。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。今後、ルートの位置、基本的道路構造案の比較、評価を実施し、事業の必要性及び事業内容の妥当性を検証しながら事業化に向けて進むということですので、市当局も連携しながら頑張ってもらいたいと思います。その件はそれで終わります。 次に、宇地泊から大謝名交差点を直進する県道34号線の渋滞についてお伺いしますが、現在、大謝名と真栄原の間で工事が進んでいますが、平成27年度に実施した渋滞対策は、短期対策として車道内のみで実施した右折線の設置と右折線の延長は解消されていますが、交通量に対する現在の道路の容量不足から渋滞が依然として発生しています。今回の工事による交通渋滞の対策がどのようになっているかお伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。現在、県道34号線の真栄原から大謝名間で施工している渋滞対策工事の主な内容としましては、大謝名向けの真栄原バス停及び真栄原向けの中大謝名バス停について、バスベイ型、これにつきましては、歩道へ切り込みを入れたような形のバスが停車するスペースのことを言いますが、それへの改良を行っており、真栄原から大謝名向けの第二真栄原バス停につきましては、交差点に近接していることから、若干離れた位置への移設を行っております。完成後は、バスの停車に伴う車両の通行阻害要因が改善され、渋滞緩和に寄与するものと考えているとのことでございます。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございました。この場所というのは、面白看板にもあったとおり、歩いて10分、車で20分とかそういうふうな看板もありまして、本当に渋滞するところであります。今回、主な対策として、広い路肩を利用して現在の2車線から3車線に変更したり、バス停区間は歩道を縮小してバス停車帯を設置、渋滞の原因となり得るバス停については移設する。交差点区間は歩道を縮小して、右折車線を設置、特に大謝名交差点において左折車線を増設する工事になっておりますが、いつ頃この工事が完成するかお伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。
    石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。令和4年度から令和5年度にかけまして、大謝名東交差点から真栄原交番前交差点の区間において、大謝名交差点向け車道の2車線化を行う工事を予定しており、大謝名交差点につきましては令和6年度以降の工事を予定していると伺っております。 当該区間は、慢性的な交通渋滞箇所となっており、工事に際しては極力交通に影響がないよう施工を行う必要があります。また、歩道縮小に伴い、多数の電柱など占用物件の移設が生じることから、相当の期間を要することになりますが、地元自治体や道路利用者の御理解、御協力を得ながら早期完成を目指しますとのことでございます。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。西海岸地域の交通渋滞というのは、国道58号のバスレーンや宜野湾バイパスの渋滞、そして今質問した県道34号線の渋滞等があって、この宇地泊地域、そして西海岸海岸地域が本当に渋滞しているところでありますので、どうか早目の対策として引き続き県とか国のほうに要請なりやってもらいたいと思います。その件は終わります。 次、続いて、市道大謝名1号の交通安全対策についてお伺いします。この件は何回か質問しておりますが、宇地泊・大謝名線で大謝名区自治会への一方通行と市道大謝名1号の旧市場通りの下り坂になっている地点ですが、大謝名小学校の通学路にもなっておりまして、市場側から向かうと手前のほうが急な斜面のためスリップして、左折するときに宇地泊・大謝名線からの車や歩行者との事故が起きたら大変なことになります。 平成28年4月、大謝名区自治会より市道大謝名1号の終点側、勾配のきつい箇所について改修要望を行っていましたが、いまだ未改修となっております。速やかな改修ができないかお伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。市道大謝名1号は、昭和42年7月に供用開始し、幅員5.5メートル未満で延長が93メートルでございまして、供用開始より約54年が経過している市道となっております。当該市道終点側の勾配がきついことを現場確認しておりますが、他の安全性を優先すべき修繕箇所が多いため、未改修となっておりました。改修の要望を受け、今年度には改修ができるよう検討してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございました。努力があったせいで、今年中に改修するということで、本員も安心しました。 昔は、イチバグヮーがあって、そこにはよく買物に行ったのですが、今は道路のほうもちょっと悪くなり、そして店のほうもないのですが、でも生活道路として地域の人が車とか、ここを通りながら小学校に行ったりしていますので、今年中にはできるということで安心しておりますが、本当にぜひよろしくお願いしたいと思います。 これをもちまして私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○平良眞一副議長 以上で9番 濱元朝晴議員の質問を終わります。 ○平良眞一副議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前11時02分) ○平良眞一副議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時11分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。19番 知名康司議員の質問を許します。知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 皆さん、こんにちは。絆輝クラブの知名康司です。しばらく私に注目していただけますか。天井からの落下物を心配しなくてもいいほどきれいになりましたし、また明るくもなっております。議場が生まれ変わっております。一般質問に入りたいと思います。 昨日は中秋の満月でした。彼岸でもありふちゃぎも食べました。9月になって少し涼しくなってまいりました。散歩するにも格好の季節にもなりました。私と犬の散歩コースにもなっている比屋良川公園のことを伺いたいと思います。 まず、比屋良川公園整備事業の進捗状況について伺わせてください。あとの質問は自席から伺いたいと思います。よろしくお願いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 知名康司議員の御質問にお答えいたします。令和3年8月末現在の比屋良川公園整備事業の進捗につきましては、事業費ベースで78.1%の進捗でございます。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 進捗状況は分かりました。78%だと。3月議会の際、公園内の遊歩道入り口に設置されていました仮設フェンスがあって、そこは前までは出入り禁止、結局遊歩道を使えない状態でありました。この質問の際、3月の質問でしたけれども、5月か6月、それまでには撤去できるということで答弁ありましたし、また楽しみにもしておりましたが、7月、8月にもなってなかなか撤去されず、いつになるかとたびたび気になりましたが、この公園内の仮設フェンス、これが撤去された時期についてお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。議員御質問の仮設フェンス箇所の撤去につきましては、は、令和2年度繰越し工事が完成し、8月末にてフェンスを撤去しまして、施設の供用開始を行ってございます。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 部長がおっしゃるように8月末です。今9月ですから、8月末で歩けるようにはなっております。 ここまた最近、散歩コースにもなっていますので、歩いてみました。非常にいいところで、比屋良川公園の中にちょうど管理棟があるのです。管理棟があって、その先、ちょうど嘉数向けのほうに行って、遊歩道が約3メートルほどの砂利道になっていて、そこを行くのです。そうしたら、約300メートルぐらい行ったら、場所はちょうど嘉数高台の下のほうになります。そこにトイレも設置されて、広場にもなっていて、非常にいい場所として造られております。そこは公園ということで、ちょうどフェンス、嘉数側にも引き戸があって、多分ここ真栄原と同じように開閉時間が、閉められる時間があると思うのです、公園ですから。この閉められる際に、やっぱり注意喚起がないと多分困る。ちょうど嘉数側の入り口になっていますから、例えば間違って車が入って、午後10時になって門閉められます。そのときにわざわざ管理棟まで行って、管理棟までは300メートルぐらいありますから、管理棟まで行って管理人にお願いして開けてもらうとか、そういったことをしないといけないのですけれども、ちょっと自分が気づいたのは、開閉時間とかあと注意事項がこの嘉数側には現在なくて、それが例えばさっき言った管理棟の連絡先とか、それは必要ではないかなと思っているのですけれども、それはいかがでしょうか。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。比屋良川公園には現在3か所の公園駐車場がございますが、各駐車場の開閉時間につきましては、午前6時開門、22時の閉門でございます。開閉時間の周知の案内がレク広場と遊具広場の出入り口の2か所には設置されておりますが、より分かりやすく、利用者の皆様にしっかりと案内ができるよう、未設置箇所も含めて改善してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 比屋良川公園、立派に整備されてすばらしい公園になっております。多くの市民に利用をいただきたいので、今回の一部供用開始区域になっております。特に先ほど言った嘉数側の遊歩道とトイレが設置された広場の部分のぜひ市民への周知をしていただきたいなということですので、周知方法を伺いたいと思います。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。整備後の供用開始区域の周知方法につきましては、都市公園法第2章第2条の2の規定により、公園の供用を開始するに当たり、都市公園の区域、その他政令で定める事項の公告を行っているところでございますが、広く皆様に利用していただけるよう、現地への看板などその他の周知方法についても検討してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 現場に行ってもらえば分かるのですけれども、ここのよさは、まず比屋良川公園の中に入って遊歩道を通って、嘉数側の広場になっています。そこはトイレも設置されていて、そこからさらにちょうど嘉数高台の裏側のほうに通れるのです。裏側のほうから通っていって、高台の、現在また駐車場も整備されておりますので、そこに行ってもらったら、非常にウオーキングのコースとしてもいいですし、またいろんな意味で、観光にも最適だなと思って、すばらしく思っているところであります。ぜひ積極的に、みんなが分かりやすいような周知方法でやっていただけたらなと思っております。 これは終わって、また次の質問に入りたいと思います。2番目の東京オリンピックにおける屋比久翔平選手の活躍と市民栄誉賞についてでございます。市役所の庁舎には、屋比久翔平選手銅メダルおめでとう、入り口にも、入り口はちょうど写真がありますので、これです。感動ありがとうという横断幕が入り口側に出ております。これ見ますと、非常に目立ちます。 東京オリンピックが始まる前には、オリンピック出場おめでとうという懸垂幕もありました。当局側の適切で早めの対応に、市民も私も喜んで期待をしていました。オリンピック始まって8月3日、これが火曜日、時間はちょっと分からぬ。ついにやりました。銅メダル、屋比久翔平選手、世界3位です。すごいです。世界3位の力、相手はイランのゲラエイ選手を持ち上げての見事な投げでした。あの場面がまだ鮮明に残っております。感動を本当にありがとうございます。そういうことです。 質問に入ります。宜野湾市民栄誉賞、どういうものなのかを御答弁をお願いします。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 おはようございます。知名康司議員の御質問にお答えいたします。宜野湾市民栄誉賞とは、市民に希望と活力を与え、広く市民から敬愛され、本市の誇りとなる顕著な業績があった者に対し市民栄誉賞を贈り、その栄誉をたたえるとして、平成24年12月に制定されております。この賞の対象は、市民もしくは市内を活動拠点とする団体、または本市と関係の深い個人、団体であり、世界規模の大会等で優勝、またはそれに準ずる成績を収めた者のほか、市民の誇りとなるような、特に優れた功績を収めた者となっております。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 平成24年12月に制定されたこの賞の対象ということでございました。気になるのは、賞はできましたがこれまで、過去にどういった方々が受賞されているのか、御答弁をお願いします。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。今回の屋比久翔平選手を含めまして、これまでに2人の個人と1団体が受賞しております。まず、第1号として、市民栄誉賞が制定された平成24年度に沖縄県体育協会が主催する沖縄県民体育大会バスケットボール女子の部において、大会10連覇を達成された功績により、宜野湾市女子バスケットボールチームが受賞しております。続いて、第2号として、平成29年度に一般社団法人国際ジュニアゴルフ育成協会が主催するIMGA世界ジュニアゴルフ選手権13歳、14歳の部女子において、当時、嘉数中学校3年生の比嘉里緒菜さんが見事優勝した功績により受賞をしております。そして、今回の屋比久翔平選手が第3号目の受賞となっております。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 屋比久翔平選手が3人目ということです。おめでたいことです。 久しぶりに女子ゴルフの比嘉里緒菜さんの名前も出ました。女子ゴルフも人気あります。これからの活躍も期待します。 さらに、屋比久翔平選手が市民栄誉賞を受賞するに至った経緯と今後の対応についても伺いたいと思います。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。屋比久翔平選手のオリンピックでの活躍などを含めて、御説明をさせていただければと思います。屋比久選手は、嘉数小、嘉数中学校を卒業された後、高校、大学でもレスリング競技で数多くの成績を残し、2021年4月9日に行われた東京オリンピックアジア予選におきまして決勝進出を決め、オリンピック出場枠を獲得し、代表として選ばれてございます。以前から屋比久選手は、メダル候補者として注目されており、本市といたしましても屋比久選手の活躍を数年前から注視しておったところでございます。 そして、先ほど知名議員もおっしゃいましたように、8月3日に行われた東京2020オリンピックレスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級の3位決定戦におきまして、イランの選手に勝利し、見事銅メダルを獲得されたところでございます。グレコローマンスタイルの70キロ以上の階級といたしましては、1968年メキシコオリンピックを制した宗村宗二選手以来、日本勢2人目の表彰台であり、個人種目としては、沖縄県初の個人メダルをもたらす快挙を達成されております。 これを受けまして本市として、8月17日に開かれた副市長を委員長とする宜野湾市民栄誉賞表彰委員会におきまして、屋比久選手の功績を審査し、表彰候補者として全会一致で決定され、表彰者として正式決定しております。その後、8月19日に、オンラインにて市長から直接御本人へ市民栄誉賞贈呈の報告を行っております。今後の授与式につきましては、御本人の御都合なども含めまして、御家族とも相談しながら、現在開催に向けて検討しているところであります。決まり次第、市民の皆様にもお知らせしたいと考えております。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 市民栄誉賞受賞はされたのですけれども、本人、どっちかと言えば、コロナの影響かな、お母さんに聞いたら、本人は内地に住んでいて、なかなか帰る予定が未定ということでありましたけれども、できれば年末までには帰ってきていただきたいなというのが我々の希望でもございます。できれば、年末がその授与式にふさわしいなというのがあって、さらにちょっと声かけていきたいと思っております。 先ほど市長がオンラインで屋比久選手と受賞を祝って、本人と話をしたということがまた新聞にも載っています。市長の笑顔がすばらしい限りであって、屋比久選手、先ほどオンラインで対談した松川正則市長、屋比久翔平選手の活躍について、市長の見解も伺わせてください。 ○平良眞一副議長 市長。 ◎松川正則市長 こんにちは。知名康司議員の御質問にお答えをいたします。屋比久翔平選手のオリンピックの銅メダル獲得、本当に喜ばしい出来事でした。このことは、先ほど来企画部長からも説明ございますが、宜野湾市の市民栄誉賞規則にあるとおり、本当に市民の皆様に勇気と感動を与えたということで、私としても大変喜んでおります。御本人のコメントにもございますけれども、やはり子供たちの目標になれると、なれたということが一番、宜野湾市の子供たちがこれからスポーツや勉学、様々な分野でその目標が達成をしていくという、そのことが私としては一番うれしい感想となります。 このことを地元の知名康司議員でありましたり、同窓の石川慶議員からもございまして、市役所の懸垂幕も出場の際、そしてメダル獲得の際ということで懸垂幕、横断幕も含めて市を挙げてお祝いができたと、御本人は本当に気さくで、オンラインの受け答えも一緒に、市長からということで、スムーズといいますか、本当に気さくにお受けいただきましたなと、できるだけ早めに市民栄誉賞の贈呈式も行って、市民挙げてお祝いと、そしてまたこれからの活躍もますます期待していきたいなと考えておりますので、その際はまた議員の皆さんも含めて一緒になってお祝いをしてまいりたいと思っております。以上です。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 市長からの、市の誇りであり、また子供たちの目標にもなるということで、本当すばらしい賞でございます。屋比久翔平選手、今回受賞されたのですけれども、また次も、屋比久翔平選手以外のこの賞の対象になる方も今後は出るだろうなと思いますけれども、そういった検討もされているのでしょうか。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。あくまでも市民栄誉賞の表彰規則にのっとって、所管部署のほうから推薦がなされて、審査委員会で審査し決定されるものとなっておりますので、例えば本市の出身として、オリックスの宮城投手とかの垂れ幕としても掲げさせていただいたところでありますが、具体的に決まっている人というのがいるわけではなくて、アスリートの方が頑張っておられたりとか、そういったもので顕著な功績を取られた際に、また検討させていただきたいというふうに考えております。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) オリックスの宮城選手もかなり頑張っていますが、今後はスポーツ選手のみならず、文化的なジャンルなど様々な分野で功績を残された方々に対し、市民栄誉賞を与えることができるよう、常日頃からアンテナを広く張って、引き続き取り組んでいただきたいと思います。屋比久翔平選手の質問に関しては以上で終わります。 次に、3番目の市役所の中庭の有効活用についてであります。その件に関しては以前から提案、あるいは有効な改善策がないか、自分も含め宮城克議員も積極的に提案もしているところではありますが、まず当局のこれまでの取り組み状況を伺いたいと思います。 ○平良眞一副議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 知名康司議員の御質問にお答えいたします。これまでも議員からございましたように、議員の皆様から中庭の活用についての御質問、御要望を受けまして、担当部署のほうでも検討を重ねてきたところでございます。現状としましては床表面に凹凸が生じ、均等な床ではないため、現在の状態では活用することが難しいスペースというふうに考えております。 現在ですけれども、改善に向けまして造園会社や建築士などと相談、あるいはまたアドバイスもいただいておりまして、例えば床面にウッドデッキやベンチを設置して、誰もが歩きやすく、休憩や打合せなどが行えるような憩いのスペースにならないか含めて、使い勝手のよい活用について検討しているところでございます。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) なかなか難しいところもございますが、実現に向けて頑張っていただきたいと思います。というのも、午前中にちょっとトイレですれ違った職員からも、この中庭の改善、ぜひ進めてほしいという声がございましたので、これは職員だけではなくて、市民もかなり期待するのではないかと思いますけれども、まずこの本庁舎内の中庭の状況から説明させていただきます。 まず、本来は市民の憩いの場、また癒やしの場になるべき空間ですけれども、今のところ市民には開放されておりません。確かに部長がおっしゃったように、タイルが剥がれかかっているところ、あるいは膨張して盛り上がっているところもあり、滑りやすくもなっております。2人がけの長椅子があるのですけれども、それも見ていますと、土台のコンクリはしっかりしているのです。椅子の部分、座る部分ですが、椅子の部分と土台のつなぎ目がもう腐食して、結局、鉄で造られていた、腐食して変形して、これ自体は多分使えないのではないかなと思っております。使うには、土台だけは使えるかもしれませんが、上はちょっと変形して曲がっていますので、使えないと思います。 先ほど言った長椅子はもう壊れた状態、それとこの中庭がまず見ておりますと、出入り口があるのです。中庭に向けて南口もあれば北口もある。どちらからも出入りできるようにはなっております。中央にベンジャミンという大きな木が伸びていて、それが中央にあって、ですから方法としては、まず剥がれたタイルは当然片づけていきます。残ったタイルは洗浄をして、滑らないようにしていきます。それと、南口から北口にかけての出入り口があるのですけれども、それは遊歩道としてつないでいくのです。2メートルか3メートルぐらいの歩道みたいな形で、ウッドでいいと思うのです。木を材料にして。つなぐ途中に、先ほど言った中央に大きなベンジャミンの木がございますから、それを囲む形で座れる椅子、例えば市民が弁当食べたり、職員でもいいですけれども、弁当食べたりおやつ食べたり、そういった囲むような椅子、それを作っていただいたら、非常に利用価値が高まるし、また役所でいろいろな申請などに来た場合に、かなり待ちます。この待ち時間もそこでゆっくり待てます。また、子供たちを遊ばせたりもできるのです。実際やろうと思えば。そのために今草花とか、あるいはスイレンとかランを植付けしたりしておりますので、そういった方法でぜひ実現という形での、やるやるでなかなか進まないものだから、実際本当にやるということで実行して、実行する何らか方法はあると思うのですが、例えば先ほど言った資材は木ですよね、材木です。また、この森林環境譲与税基金というのも使えないかどうか、材料を木にしようとしたら、そういった方法も考えていただきたいし、また議員も含めて有志の方々も力も、議員の建設業経験者というか、そういったできる議員もいると思うのです。何らかの力を借りてやってもらえればできるのではないかな、とにかくできる方法を考えていただきたいのです。できないのが来るのではなくて、できる方法を考えていただいて、それが市民のためであって、それがまた行政のやる必要なことではないかなと思っております。 それも踏まえて、この件に関しても市長の見解も伺いたいなと思っております。 ○平良眞一副議長 副市長。 ◎和田敬悟副市長 こんにちは。お答えいたします。私、実は採用が昭和54年7月採用でございます。この庁舎が完成し移転したのが、翌年の1月ということで、ほぼ私はこの庁舎と一緒に役所の生活を送ってきたということで、市長には申し訳ないのですけれども、私が答弁させていただいております。 知名議員におかれましては、中庭にあるホウライカガミであるとかオオゴマダラの育成と、非常に御尽力いただいていることに対してもこの場をお借りして感謝申し上げます。ただ、残念なのは、ネット張っていなかったので全部逃げていってしまいました。 今、いろいろな御提案をいただきましたが、そういったことも含めて、これは庁舎建設時からいろいろなアイデアを出されて、この中庭を何とか活用しようと、いいスペースだなということで、何回も検討はされたみたいです。これが実現できていないというところがありまして、おっしゃったようにタイルがガタガタになっているのは、地下水が非常に豊富な場所でありまして、木の成長が非常に早い。根っこで全部あのタイル割ってしまっているのです。ですから、そういったものも含めて、今専門家に担当部のほうで依頼をかけているようでございますが、議員の皆様からもアイデアを出していただきまして、この中庭、何とか活用できたらなというふうに思っております。 また、庁舎の耐震工事も終わりまして、向こう20年ぐらいはしっかりこの庁舎は使えるということでございますので、中庭の活用をもっともっと市民の皆様に開放できるような形で改修できたらなというふうに思っております。どうぞアイデアの募集しておりますので、ぜひ議員の皆様からもいろいろなアイデアを出していただければと思います。以上でございます。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 今の副市長の発言で希望が見出せました。洗浄は私のほうでやります。というのは、庁内清掃員にお願いされたのです。滑るから、何か方法がないかなと聞かれたものですから。洗浄するのは簡単ですから、いずれそういったこともやりたいと思っております。 それでは、次の質問に入ります。上下水道局裏駐車場の駐車スペースの白線引き及び管理についてでございます。まず、上下水道局裏の駐車場の管理はどうなっているのかをお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 知名康司議員の御質問にお答えいたします。上下水道局裏の駐車場は、毎年沖縄防衛局より一時使用の許可を得て、市民会館駐車場として開放しておりますが、管理につきましては教育委員会生涯学習課で行っております。管理体制としましては、市民会館利用の駐車に支障が出ないように、担当職員が日中は定期的に巡回を行っております。また、違法駐車を防ぐため、午前7時から8時30分までは警備員を配置して管理を行ってございます。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 最近、注意書きというか、昨日かな、おとといかな、見たのが、15日付で長時間とめている車の移動をお願いしますと。これ1台目、今日見たら、また同じように後ろのほうにそういう紙が貼られているのですけれども、それもこれは先ほど言ったような、担当職員かあるいはガードマンがやったのか、その辺もありますか。最近から車のワイパーに注意事項がついているのです。管理する側がやったと思うのですけれども、そうですか。 ○平良眞一副議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時50分) ○平良眞一副議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時51分) 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。生涯学習課が警備員を雇用しておりまして、警備員のほうでそういうふうに長期に違法駐車をしている方がいましたら、貼り紙等を行っております。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) しっかり管理されているなというのがありました。常日頃からこの駐車場は開放されているのか、またどういった方々が利用されているのかもお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。上下水道局裏の駐車につきましては、市民会館と中央公民館を利用する方々の駐車場となっております。駐車場として開放する時間帯につきましては、平日、土日、祝祭日とも午前8時30分から午後10時までとなっており、午後10時から翌朝の8時30分までは閉鎖しております。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 市民が利用する駐車場でありますので、議員も市民の一人ですから、当然、駐車はしておりますけれども、これは、議員は会期中で、これは大丈夫ですよね。それと、本庁舎側にはできるだけ会期中は駐車しないように注意はされておりますので、議員が庁舎側に駐車はしてはいないと思います。市民が利用するための駐車場だと先ほど分かりましたけれども、駐車場としての区分け、例えばここは上下水道局あります。あとは消防署、あとは教育委員会という部署がありますけれども、それからすれば先ほどの中央公民館と市民会館の利用ということでありましたけれども、この区分けがされるのかどうか。教育委員会に用事に来たお客さんのスペース、あるいは上下水道局の支払いとか相談とかのお客様のスペース、消防署も含めて、そういった区分がなされているのかどうかも伺いたいと思います。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。当該駐車場は、先ほど申し上げましたが、市民会館とか、あと中央公民館の市民の利用者のための駐車場となっておりますので、市職員の駐車場としては今開放はしておりません。また、上下水道局、消防本部、あとは教育委員会などの区分けはしておりませんが、上下水道局、また教育委員会の公用車駐車場として一部スペースは確保してございます。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 区分けはされていないということでありました。もともと駐車場ですから、多分白線が最初のころは引かれていたと思うのです。現在は、上下水道局裏の20台ぐらいの部分でしか駐車場部分としての白線は見えないのです。もうほとんどが消えかかっております。今、とめる場合は、残った跡に沿ってとめる形になるのですけれども、これどんなですか。この白線を引くとかそういった何か予定とかはございますか。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。議員おっしゃるとおり、駐車スペースの白線につきましては、大部分が消えかかっており、それから見えにくい状態で駐車しづらい状況になってございます。白線につきましては沖縄防衛局に確認した上で、駐車の台数や、またそれに係る費用、また整備の時期などを勘案し、今後整備する方向で調整していきたいと考えております。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) ちょっと延びる、時間は12時過ぎるはずですけれども、ちょっとだけ、最後の質問です。それを質問して終わらせたいと思います。お願いします。 5番目の質問の市道宜野湾11号の佐真下ゲート前から宜野湾区向けフェンス沿いの除草と街路灯の設置についてでございます。宜野湾11号ができて、市役所へは必ずこの道路を利用します。非常に便利になりました。佐真下ゲート側から沖縄国際大学駐車場前までの基地フェンス沿い、ちょうど左側です。真栄原から向かった宜野湾向けに左側です。そこがまた雑草が伸びて、道路側までせり出しております。雑草の中には、車からかなりのごみが見られるのです。それで、早めの雑草の除草をお願いしたい。これは自治会からも要望がありました。いかがですか。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。御質問にあります区間の道路へ飛び出している雑草の草刈りにつきましては、市の維持管理において早めに対応してまいりたいと考えております。 また、道路と基地フェンスの間の軍用地緩衝地帯につきましては、関係部署と調整し、沖縄防衛局へ除草依頼を行ってまいります。 去った3月には、宜野湾11号も全線開通したことからも、新しく開通した区間につきましても、関係部署と連携し、適正に管理してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) よろしくお願いしたいと思います。 それと、同じくこの道路ですが、現在、真栄原十字路から佐真下ゲート前まで街路灯がきれいに50メートル間隔であるのです。街路灯って高いです。かなりの高さがあって、佐真下ゲート前まではあるのですけれども、そこから途中で切れて宜野湾区まではもうほぼない状態、防犯灯は2つか3つぐらいはあるのですけれども、これは自治会が負担はしているのですけれども、これを自治会で負担するのはかなりきついのですよ、自治会での負担は。それも住宅街、住宅がある地域だったらいいのですけれども、ここら辺があまり住宅がなくて、なかなか進まないのもあるのですけれども、先ほど言ったように、ぜひ街路灯が設置できるのであれば、その可能性も伺いたいなと思っております。これはどうですか。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。街路灯設置につきましては、道路照明施設設置基準などに基づいて設置していくこととなっておりますので、御質問の区間につきましては、大変設置が厳しい区間となってございます。そのようなことから、防犯面への対策が必要と判断される場合については、防犯灯での対応を検討することとなると考えております。 ○平良眞一副議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) かなり厳しいという答えでした。 以上をもちまして私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございます。 ○平良眞一副議長 以上で19番 知名康司議員の質問を終わります。 これにて午前の会議は終わり、午後は1時30分から会議を開きます。その間休憩いたします。(休憩時刻 午後0時02分)              午後の会議 ○平良眞一副議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時30分) 午前に引き続き一般質問を行います。20番 呉屋等議員の質問を許します。呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 皆さん、こんにちは。絆輝クラブ、呉屋等でございます。ただいま議長よりお許しをいただきましたので、61回目の一般質問を始めたいと思います。 まず初めに、新型コロナウイルス感染対策についてお伺いいたします。本市議会では、今年の1月より7月30日までに3回、松川市長へ新型コロナウイルス対策支援についての政策提言を行いました。その中で、3月2日に政策提言をさせていただきました市内店舗で利用できるクーポン券の配布事業につきましては、いよいよ10月1日より、元気再生ぎのわんだふるクーポン券事業がスタートすることはうれしく思います。 そこで、お尋ねいたしますが、7月30日に行いました第3回政策提言、1つ、飲食店休業に伴い減収した酒類販売店等の卸売業者への支援について、1つ、福祉施設等従事者への優先ワクチンの接種について、1つ、ワクチン接種に従事する職員の業務負担軽減について、政策提言の対応方について御答弁をお願いいたします。あとは自席よりお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○平良眞一副議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 こんにちは。呉屋等議員の御質問にお答えいたします。令和3年7月30日付の新型コロナウイルス感染症対策等に係る政策提言について(3回目)におきまして、飲食店休業に伴い減収した酒類販売店等の卸売業者への支援を提言いただいております。また、酒類販売卸売業者からの陳情を踏まえ、市といたしまして県税事務所への照会及び実態を調査し、沖縄税務署長による免許を受け、市内で酒類の卸売に関する事業を主ななりわいとする事業者を支援の対象とし、宜野湾市宿泊業等支援事業の対象事業者に加えることとしました。1事業者当たり法人20万円、個人10万円の支給とし、8月31日日までに4事業者に対し70万円の支援金を支給いたしました。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 呉屋等議員の御質問にお答えいたします。まず、福祉施設等従事者へのワクチン優先接種の部分と、ワクチン接種に従事する職員の業務負担軽減につきましては、健康推進部より御答弁いたします。まず、福祉施設等従事者へのワクチン優先接種の状況につきましては、6月29日から8月27日の期間、県の協力の下、広域接種センターにて保育士、教職員等を対象とした優先接種を実施しております。接種人数としましては、1回目接種が1,200人、2回目接種が1,175人となっており、接種に要した日数は28日間となってございます。 本市福祉推進部や教育委員会より、市内保育所、小中学校へ接種希望者を募り、名簿を作成し、その後、新型コロナワクチン接種担当部署から県広域接種センター担当部署と調整を図り、名簿を提出し、接種を行っております。接種当日は、接種者の名簿確認や当日キャンセルの対応のため、市職員が現場に赴き、対応しているところでございます。 続いて、ワクチン接種に従事する職員の業務負担軽減につきましては、まず令和3年度の4月当初は、職員9人、会計年度任用職員4人体制でスタートし、接種に向けての体制確保を行ってきました。5月より集団接種が日曜日を含む週3回で開始され、さらに個別接種への準備、ワクチンの管理、日々の電話や窓口対応、契約事務など多くの業務が日々増えていく中、職員体制の増員を図り、7月より職員3人と会計年度任用職員の動員2名が加わり、計18名体制となっております。集団接種にて休日出勤した分は、平日に振替休日が取得できるよう調整し、職員の超過勤務が緩和されるよう対応しているところでございます。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 市議会より政策提言をさせていただいた今の3項目については、当局におかれましても対応していただいているということで理解させていただきます。本当にありがとうございます。 また、1番目の飲食店休業に伴い減収した酒類販売店への支援につきましては、6月30日に我々絆輝クラブからも政策提言をさせていただきました。あわせて、お礼申し上げます。ありがとうございます。 次に、ワクチンの接種状況等、今後の接種スケジュールについてお尋ねをいたします。本議会でも議員諸公から同じような質問がございましたが、確認の意味でも御答弁をお願いします。直近の接種率を、全体と、そしてまた各年代ごとについての御答弁も併せてお願いいたします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。9月21日現在の接種率は、1回目接種55.8%、2回目接種38.3%となっており、また年代ごとの接種率につきましては、2回目接種率で申し上げますと、10代が12.8%、20代が17.9%、30代が22.1%、40代が29.5%、50代が37.1%、60代が73.8%、70代が91.8%、80歳以上が74.6%となってございます。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 全体の接種率、そして各年代ごとの接種率を御答弁いただきました。これから接種を進めていく年代というのも今の答弁で見えてきたかなと思います。 それでは、現在までの取組と今後の取組、ワクチン接種が今後どのような取組をされていくのかについて御答弁をお願いします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。8月23日より集団接種における妊婦の優先予約を開始し、9月10日より配偶者、パートナーへの優先拡大をしているところでございます。この妊婦さんの優先接種に当たっては、半日当たり10人ずつの優先枠を設けて、9月17日までに128回の接種が行われているところでございます。 また、受験生への優先接種につきましては、中学、高校、大学を受験する市民を対象に、9月10日より予約を開始し、9月17日現在で132回の接種を行っております。 集団接種全体につきましては、5月より開始を行い、週3回の実施で週1,800回の接種となっておりました。また、6月より実施しております個別医療機関における個別接種におきましては、週1,200回での接種回数となっておりました。9月よりワクチン接種の加速化を図り、接種率を上げるため、集団接種においては毎週水曜日、木曜日、日曜日の週3回から新たに土曜日を追加し、週4回の実施となっております。また、午前中実施分について、300人規模から400人規模に拡大しております。接種枠を拡大することで、週1,800回接種から2,800回接種となります。また、9月18日より半日当たりの対応人数をさらに500人規模に拡大したことから、週3,500回の接種体制を整えたところでございます。 医療機関における個別接種では、市内医療機関21か所の協力の下実施しておりますが、当初、1週間当たり約1,300回の実施から、現在では週当たり約1,900回の接種枠を拡大し実施しているところでございます。集団及び個別接種においては、85%の接種率に対応する体制を確保しているところでございます。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。
    ◆20番(呉屋等議員) 本市の取組、他市に先駆けて、部長から答弁がございました妊婦さんへの優先接種、そしてまた受験生への優先接種、本当に本市の取組、本当に他市に先駆けた取組を、またほかの市でも同様にやっていこうというふうな動きが出ているとも聞いています。そして、またワクチンの加速を始めていただいていることも大変敬意を表したいと思います。 部長、85%とおっしゃったのは、11月末までには希望者の85%のワクチン接種を終えるというふうに理解してよろしいでしょうか。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。先ほどの答弁で申し上げました接種率85%につきましては、希望する集団及び個別接種において85%までの接種率に対応する体制を確保しているということで、希望する方がおれば85%までは確実に対応できる体制が整えられているということでございます。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) なかなかいつまでにということは答弁しづらいということです。ただ、いろいろ質問取りの中ではそういった目標を持っていらっしゃるということも確認しておりますので、確かにこれは強制できませんので、本員の認識としては11月末なりには本市としては85%、希望者のワクチンの量はもう完備しているということで理解しております。 それで、保育施設の現状と支援策についてをお伺いいたします。保育施設において感染者が増え、休園を余儀なくされた施設もあるようでございます。休園された保育施設の現状と課題について、本員の前にも質問ございましたが、確認の意味で再度御答弁をお願いいたします。 ○平良眞一副議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 呉屋等議員の御質問にお答えいたします。新型コロナウイルスに伴う認可保育園等の休園状況につきましては、4月が13施設、5月が17施設、6月が5施設、7月が4施設、8月が26施設となっております。保育現場における新型コロナウイルス感染症の課題でございますが、未就学児童のマスク着用が難しい中、特に乳児では抱っこやおむつの交換など飛沫感染や身体の接触が多くなり、感染のリスクが高まることが懸念されております。また、園で陽性者が出た場合には、保育所の休業のために保護者が仕事を休まざるを得ない状況であり、預け先の確保に苦労するなど、保護者の負担が大きいことも課題であると考えております。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 特に8月の休園のほうが26施設と大変大きい数だなと思います。また、部長がおっしゃっていた課題、大体2週間ぐらい休園なさるというふうに聞いていまして、休園明けにまた同じ施設で発生した場合、また2週間ということで、保護者の方も大変御苦労なさっていまして、何とかこの仕組みを改善できないのかなとかいろんな声がございます。現状だと預けるのも大変、また預けられるほうも大変、どっちも大変なのです。 そこで、休園をされた保育施設さんやあるいはその子供を預ける保護者に対しての支援策について、何か具体的な支援が必要と思いますが、いかがでしょうか。 ○平良眞一副議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。新型コロナウイルス感染症対策の認可保育所等への支援策として、感染防止対策に必要なマスクの購入、また消毒液の購入など、物品や備品購入に対して補助金を計上し、対応を図っているところでございます。 また、感染拡大期においては、市から保護者に対し登園自粛要請を行い、御協力いただいた児童の保育料を日割り計算し返還するなどの対応を行っております。 なお、保育所等でコロナウイルス感染症の陽性が発生し、休業となった場合、保護者の負担も大きいことから、原則14日間としていた休業期間を、沖縄県が実施する保育施設におけるPCR検査が9月下旬より実施されることに合わせて、今後はこれまでより休業期間が短縮されるものと見込んでおり、保護者に対する負担軽減につなげてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 今の部長の答弁ですが、要はこれから9月末からPRを実施して、場合によっては14日からもう少し短く休園をすることができれば、保護者の負担が少しは軽減できるのでないかということで期待しております。 それでは次に、教育委員会のほうに御質問いたします。事前にいただいた資料によりますと、2学期の始業式であります9月1日、小学校の9校、欠席者が730名という数字が出ていました。内訳は陽性者、あるいは濃厚接触者による出席停止が164名、登校控えによる出席停止が253名、そしてまたコロナ関連以外で313名、初日が730名、これ小学校1校分ぐらいの子供たちが休んでいるという現状にちょっと驚いておりますが、これは今小学校の数字だけですが、小学校と中学校を合わせて、登校控えの人数にちょっと絞り込みまして、その推移、どのように推移をしていっているのかについて御答弁をお願いします。 ○平良眞一副議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 こんにちは。呉屋等議員の御質問にお答えいたします。2学期が開始した9月1日の児童生徒数は、小学校で253名、中学校で53名でございました。また、9月10日の登校を控えていた小学校児童数は311名で、中学校生徒数は29名でございました。中学校生徒数は減少し、小学校児童数は増加しておりますが、9月17日の時点では、登校を控える児童生徒数は減少傾向にあると学校から報告を受けてございます。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 小学校と中学校を別々にやると、小学校のほうは10日まではちょっと増えてきていると、ところが17日まではちょっと少し落ち着いてきたのは、今休んでいる生徒さんが少しまた改善されてきていますよというふうな指導部長の御答弁いただきました。いずれにしても、休んでいる児童生徒がいらっしゃいますので、この子供たちに対して、やっぱり休んでいる期間中の支援というのが必要かと思いますが、どのように教育委員会としては今休んでいる子供たちに対しての支援を行っているのでしょうか。 ○平良眞一副議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。登校を控えている児童生徒への対応につきましては、児童生徒と学級をつなげ孤立させないように学級担任より電話にて連絡し、家庭での様子を聞いたり、学級の様子を伝えるなど、支援を行っているところでございます。学びの保障につきましては、プリント等の課題の提供や学習課題の配布により、家庭学習に取り組ませるなどの対応をしていると各学校より報告を受けております。 また、GIGAスクールパソコンを活用し、オンライン学習を実施している学校も一部あり、今後は、ほかの学校においても実施できるよう準備を進めているところでございます。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 支援もいろいろなさっていらっしゃることも確認しました。また、やはり子供たちのそういった勉強面のケアも大事ですが、あと心のケアのほうも専門の方も学校に配置しながら、子供たちの心のケアもよろしくお願いします。 それでは、ちょっと次の質問ですが、今後の支援策、そして国の追加財政支援についてお伺いいたします。市民の生活の安定と経済の活性化のためにも、今後も様々な支援策が必要でございます。そのためには財源の確保が大事であります。 そこで、お尋ねいたしますが、令和3年度一般会計当初予算の中で中止になった事業、そしてその予算の額について御答弁をお願いいたします。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 こんにちは。呉屋等議員の御質問にお答えいたします。令和3年度一般会計における各種イベントや行事等について、新型コロナウイルス感染症の影響により現時点で中止等が決定している主なものにつきましては、はごろも祭りや青年エイサー祭り、はごろもウォーキング大会などがございます。事業費として約1,800万円余りとなってございます。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) コロナ禍により事業が中心になったのは残念ですが、事業予算額が1,800万円余り、そして一般財源が462万円ですか、そういう400万円以上の一般財源がありますので、これは不用額とせずに予算の流用という形で緊急的な支援策、今議会においても各議員諸公からありました自治会の支援だとかいろんな支援策、その財源としてコロナ禍で中心になった事業の不用額を充てる、そのことについてはいかがでしょうか。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。令和3年度予算につきましては、予算編成の段階において、新型コロナウイルス感染症の影響に鑑み、当初予算への計上を見送った事業や、事業規模の縮小、実施手法の見直しを行った事業などがあり、現時点で事業中止等による令和3年度予算の追加の一般財源の不用額というのは、現段階でそれほど生じていないという状況がございます。 ただ、今年度後半以降にも事業の中止等による不用額が生じる可能性はございますので、今後、国でまた追加財政支援策等があれば、併せて新たな市の支援策について検討してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 先ほどの答弁の中でも中止になった事業が1,800万円、そのうち本市の持ち出しである一般財源が460万円という財源ございますので、これを緊急的に、やはりコロナ支援の対策というのはタイミングを見て、タイミングに合った施策を打つ必要がありますので、ぜひ早急に御検討もお願いしたいと思います。 そしてまた、6月定例会の一般質問でも議論いたしました国の追加財政支援について、交付時期や予算額などについてどのようになっておりますか。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。現段階におきましては、国の追加の財政支援ということはまだ立っていないという状況でございます。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 部長、この新型コロナウイルスの感染対応で地方創生臨時交付金、これについてお伺いしていますが、もう一度答弁をお願いします。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。地方創生臨時交付金に関しましてちょっと追加で補足を申し上げますと、現在、その追加の支援につきましては、国の令和2年度第3次補正予算において交付金の繰越し分を活用して、市町村に対しまして1,000億円を事業者支援分として追加交付をされております。本市におきましては、令和3年8月20日付で8,422万2,000円の交付限度額が通知されているところでございます。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) そうですね。8,400万円という追加の交付金が予定されていると、そして先ほどの事業の未実施分460万円、これを足して早急に、これからまた冬に向かっての感染者の拡大という懸念もございますので、そういった準備をする、また予算もしっかりついてくるわけですので、そちらのほうもぜひ御検討をお願いしたいと思います。 それで、2番目の質問へ移ります。防災行政についてお伺いいたします。毎年9月1日が防災の日でございます。そして、その1週間、今年は8月30日から9月5日までは防災週間でありました。本市においては積極的に進めております自主防災組織、その防災組織の設立の状況と、今後の予定について御答弁をお願いいたします。 ○平良眞一副議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 呉屋等議員の御質問にお答えいたします。令和2年度に5つの自主防災組織が結成をされておりまして、合計17の自主防災組織となっております。令和3年度、今年度に入りまして、6自治会から結成届を受理をしており、内容を審査したところ、基準を満たしており、認定を済ましておることから、年末には認定証授与式を開催をし、今年度中に全自治会が結成をされる運びとなっております。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 全自治会において、年末には自主防災組織の設立がもう決まるということで、認定を受ける。そして、この計画というのは、当初の計画よりも早く全自治会で自主防災組織ができたということで認識しています。本当に担当部署の職員の皆さんの頑張りと23自治会の皆さんの御理解、御協力のたまものだなと思いまして、大変敬意を表したいと思います。 そして、また防災組織を立ち上げた後は、訓練も大切になります。昨年と今年は新型コロナの影響でなかなか訓練というのも難しかったかと思いますが、自主防災組織による訓練についてどのようになっているのか、御答弁をお願いいたします。 ○平良眞一副議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。訓練でございますけれども、例年3回防災訓練を行っている状況でございます。まず、1点目には、議員からございました9月1日の防災の日に、県主催の沖縄県総合防災訓練、2点目には、11月5日の津波防災の日に、県主催の沖縄県広域地震・津波避難訓練がございます。そして、3点目には、秋から冬にかけまして本市主催で宜野湾市地震・津波避難訓練を行っているところでございます。自治会または自主防災組織が地域活性化と住民の防災意識の向上を目的とした訓練となっておりまして、それぞれの地域におきまして、休日の土曜日、あるいはまた日曜日に開催をしております。いずれの防災訓練におきましても、災害が起きたパニック時に自身の身を守る行動や冷静な対処ができることを目的としております。 訓練を通しまして隣近所や関係機関との連絡体制の確認、あるいはまた防災資機材の使用操作、点検、地域における避難ルート、津波一時避難ビル、または指定避難場を確認することができるなど、市民の防災意識の高揚と防災行動力の向上をもたらし、なおかつ訓練時の反省点を生かす効果もあろうかというふうに考えております。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 様々な防災に対しての訓練、そして自主防災組織の中での訓練のほうも答弁いただきましたが、やはりこれだけ大勢の人数、あるいはその自治会での防災組織の訓練、指示系統だとか、いろんな誘導する方、そういった意味で防災訓練を行うためにも地域防災リーダーの育成、これが重要だと思いますが、自主防災組織は23自治会できました。そして、防災士の養成もされていますが、さらにまた細かく防災リーダーの育成というのは、本市としての計画はあるのでしょうか。 ○平良眞一副議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。まず、防災リーダーの育成、議員と同様、大変重要な案件だというふうに考えてございます。現状の状況でございますけれども、具体策でございます。まず、年に1回、県と一般財団法人消防防災科学センター共催にて、自治会または自主防災組織向けに、防災に関する知識等の習得、自主防災活動活性化及び防災意識の向上を目的としました自主防災組織研修会が開催をされておりまして、参加者の方からも好評をいただいております。 2点目には、結成された自主防災組織へは、地域防災活動事業補助金を交付をし、防災意識の向上を目的とする研修会への開催費用、あるいはまた参加経費など研修活動を支援をしております。この補助金で自主防災組織活動のリーダーシップを担う防災士の資格取得も推進をしているところでございます。今後も地域防災リーダーの育成は大変重要であると考えておりますので、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 防災リーダーの育成は重要だということの認識で一致しておりますので、また計画的に進めていただきたいと思います。 1つちょっと質問は割愛しまして、次の質問の中の細かい質問なのですけれども、災害というのは忘れた頃にやってくるということで昔から言われております。つまり日頃の備えや備蓄が大事でございます。防災週間、あるいは3.11の前後に、防災あるいは減災の啓発イベント、常に市民に対して啓発活動をするための防災減災のイベントについて、私は実施を計画的に毎年やっていったほうがいいと思うのですが、そのことについて御見解をお聞きしたいと思います。 ○平良眞一副議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。まず、研修会等につきましては先ほど御答弁申し上げたとおりでございますけれども、啓発活動については、これまで取り組んだ例を申し上げますと、平成30年度におきましては、ぎのわん地域づくり塾卒業生によるかたばる公園にて、井戸端ゆんたく会議in宇地泊、「災害に備えようライフハックで地域がつながる」、あるいはまた沖縄気象台主催の宜野湾市立体育館においての親と子のお天気教室、令和元年度におきましては、教育委員会生涯学習課主催で生涯学習フェスティバル、市民協働推進課主催のやさしい言葉ワークショップ「みんなで台風に備えよう」、宜野湾市地域づくり推進事業の令和元年度防災キャンプ、あるいはまた令和2年度、同じく防災キャンプ等を実施をしてございます。 議員提言の防災啓発イベント3.11を含めて、今後はこれまでの大きな大災害を踏まえたことを基にしながら、イベントの実施については、議員からも提言ございます、市民防災室としましても、災害は忘れた頃ということですけれども、ここ2~3年、年に大きな台風、あるいは地震等を含めて身近なものになっているというようなところもございますので、引き続き啓発事業を含めて、イベントを含めて取り組んでまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 防災の啓発イベントは、引き続きまたいろいろ市民からも意見を聞きながら続けていただきたいとお願いします。 以前御提案しました防災ラジオの導入についてでございます。電源が入ってないときでも防災無線が発動すると連携して自動的にこのラジオの電源が起動する。そして、防災無線が聞けない状況、台風だとか、そういった状況の中でも、この自動起動防災ラジオであれば防災無線の内容が自宅にいながらも聞くことができる。実際に北谷町で導入している事案についても、3月議会で御紹介しながら、本市においてもこのラジオを導入をし、特にその要支援、その皆様の元に貸出しをすることがこの情報を素早く提供できるものになるということで御提案させていただきました。総務部長の答弁では、調査研究してみるというふうな御答弁いただきましたが、この自動起動ラジオ、本市においての導入についてどのように調査研究されたのでしょうか。 ○平良眞一副議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。高齢者や要配慮者など住居内で受信可能な緊急情報機器媒体としまして、テレビ、携帯電話、防災ラジオのほかに防災行政無線の戸別受信機等がございます。以前、議員の御提言を受けて、この間調査をしながら、専門業者のほうにも確認をし、検討もしてまいりました。防災ラジオは、停電時も電池で対応可能であり、防災行政無線の戸別受信機よりも価格が安いといったメリットもございます。しかしながら、受信エリアが限定的であるというデメリットもあるとされております。 本市の例で申し上げますと、市内北側をFMぎのわんが主にカバーをしており、一方、市内南側をぎのわんシティFMが主にカバーをしているという、コミュニティーFM放送局が2個あるという特殊事情もございまして、防災ラジオに登録するコミュニティーFM局をどちらか1つ選択をしなければならない機能面の課題もあるというふうなことも新たに浮かんできてございます。 今後でございますけれども、防災ラジオや戸別受信機のそれぞれについての比較もしながら、どのような情報伝達手段の整備が本市にとって有効であるか、引き続き避難行動要支援者担当部署とも協議、連携もしながら、検討、研究を重ねてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 部長、先ほど部長がおっしゃっていました忘れた頃に来るのではなくて、もう毎年のように来ていますよと、ですからその防災無線聞けないのですよ、台風のときなんか。ですから、やっぱりこれはもちろんコミュニティーFMとの協力関係も必要ですけれども、まずはこのラジオを、1万幾らの価格だったと思います。購入されて、特に要支援の必要な方のほうには、素早くこれが貸出しができるような仕組みを、いつまでも調査研究して待っているような場合ではないのです。全国でも、これはもうほとんどFM局を持っているところが採用したりしていますので、実際、お隣の北谷町はもう早めに導入されております。私も現物見てきましたけれども、大変便利なものだと思いますので、ぜひとも早めの導入をお願いします。台風の日に防災無線は聞こえません。そのためにもこのラジオを早めに登録されてください。お願いします。 それでは、3番目の質問に移ります。PPP・PFI事業の取組についてお伺いいたします。当該事業を簡潔に申しますと、PPP、パブリック・プライベート・パートナーシップ、つまり官と民の連携事業、そしてPFI、プライベート・ファイナンス・イニシアチブ、この頭文字を取ってPFI、民間資金等活用事業でございます。民間資金等も活用し、官民が連携して行う事業、内閣府のPPP・PFI推進室の資料を要約しますと、地方公共団体にとって厳しい財政状況や人口減少、公共施設の老朽化など適切に対応し、活気あふれる地域経済を実現するという課題に対応するため、行政と民間が連携手法、PPPを通じて民間の創意工夫等を活用し、公共施設等の整備やサービスの提供にあっては、民間の発想、ノウハウや民間資金を最大限に活用できるPFI制度を採用することができるとございます。 そこで、お尋ねしますが、公共施設へのPPP・PFI事業を導入する場合、メリット、そしてデメリットについて御見解をお聞きしたいと思います。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。PPP・PFI事業のメリットといたしまして、まず挙げられるのが安価で質のいい公共サービスが提供されること、また公共サービスの提供における行政の関わり方が改善されること、民間の事業機会を新たに創出し、経済の活性化に貢献できることなどがございます。 一方で、デメリットに関しましては、行政が民間事業者に対する管理、指導の徹底がなされなければ、公共サービスの品質の低下を招く可能性があること、これまでの事業と比べて多くの手続を行う必要があり、事業化までに時間を要すること、また事業リスクを負担できる企業が限られていることや、企業の投資回収期間が長期にわたるケースが多いことなどがございます。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) どんな事業に対してもメリットがあればデメリットがある、そのデメリットというのを課題というふうに捉えて、課題を解決する、それが仕事だということを私は議員になる前の以前の職場のトップからよくそういう話を聞かされました。課題を解決していくことが仕事につながるのだということで、実際にも国内でもこのPPP・PFI事業を多くの自治体がもう導入されております。そして、沖縄県内の自治体においても導入されておりますが、このPPP・PFI事業、県内においての導入事例を把握されていらっしゃいますか。また、把握していましたら御見解もお聞きしたいと思います。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。県内の事例に関しましては、駐車場、港湾施設、宿舎、公園などの整備、管理運営に関するPFI可能性調査や公募準備中の状況を把握してございます。加えて沖縄県における民設民営によるバイオガス発電施設が開始しているところでございます。 本市といたしましても、PFI事業の手法は有用であると考えておりますことから、新規の公共施設整備や建て替えの際には、その可能性について検討を行う必要があるものと認識しております。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 内閣府やあるいは沖縄総合事務局、沖縄振興開発金融公庫のホームページを見ると、やっぱりPPP・PFIの事業について、たくさんの資料が提供されています。せんだっても新聞で実施された市町村の事例、これからやるところの事例も新聞等も報道されました。ですから、部長においても有効な方法であるということの認識ですが、ちなみに本市の公共施設において、PPP・PFI導入事業の計画、そういうものがあるのでしょうか。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。現段階で本市においてPFI事業、PPP事業を導入しているものはございません。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 今のところないという答弁ですが、実はPFI事業に関しては、今は約10年ぐらい前ですか、県内においても勉強会やセミナー、本員も参加させていただきました。また、2012年10月には、本市議会の福祉教育常任委員会におきまして、所管事務調査として、千葉県木更津市のほうへ学校給食センターの建設、運営をPFI事業でやっているということで、今からもう9年前ですが、福祉教育常任委員会で視察に行ったのもございます。 ただ、その当時は、民間資金の活用、ではどこの民間企業がこれだけのお金を出せるのだ、そして回収できるのだというところで、どうしてもなかなか厳しいねという話で、私もその当時少し無理だなと、当時は、はごろも小学校のところの学校給食センターの建設の話もあったものですから、PFI事業ができないのかなということも考えて、所管事務調査で行ってまいりました。 この民間企業、民間の資金をどこが出せるのかというところで、やっぱり県内の企業だと厳しいよねというようないろんな問題があったのですが、ただ公的な資金、PPP、例えば沖縄振興開発金融公庫さんのほうでも積極的に資金のほうを今回から、今回というか、平成23年度からそういった流れに今変わってきているのです。ですから、いろんな可能性がここで出てきておりますので、そこで私提言をさせていただきたいのですが、PPP・PFI事業を活用して、例えば本市においての学習等供用施設の建て替え、これから建て替えが始まってまいります。あるいは公園整備、あるいは駐車場整備、普天間北区駐車場というのもあります。そして何よりも火葬場建設でございます。PFI事業の中で指定管理もできますので、本市に今ない、そして多くの議員諸公からも火葬場建設を望んでおります。市長の公約でもございます。この火葬場建設にPPP・PFI事業を導入すれば、しっかりこれ採算の取れる事業になると思うのです。しかも、20年でこれは回収するとか30年で回収するとか、それをしっかりできていく、そのことについて本市でも真剣に検討していただきたい。そう御提言いたしますが、いかがでしょうか。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。御提言どうもありがとうございました。本市においてPPP・PFI事業を行う際には、議員おっしゃったように、いわゆる民間の割りが取れるか、しっかりとそこで利益が取れるかというので、いろいろと課題が多く山積しているというところでございます。おっしゃったような火葬場の建設でございますとか学習等供用施設、公園整備、駐車場の整備などは、やはりその民間企業と我々がメリットをそれぞれ議論をして、必要に応じてこのPPP・PFI事業の活用をしていきたいというふうに考えております。今後も引き続き検討させていただきたいと思っております。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 部長、その検討するために、やはりこれはPPP・PFIがどういうものであるかということをよく知る必要があると思うのです。それは研修会ということで、PPP・PFIプラットホームということで沖縄振興開発金融公庫さんが毎年のようにこのセミナーを開催しておりまして、各自治体の職員もそれに参加して、どんどん予算を築いて、あるいは課題あるいは問題点をその場で話し合っていただいて解消していく、そういった事業も行っております。 そして、また加えまして、調査費、PPP・PFI事業をするための調査費、これも地方公共団体が先導的な官民連携事業の導入検討を行う際に必要になる調査委託費用、国が助成する制度がございます。具体的には、事業手法検討支援型と情報整備支援型の二通りございまして、他市においても既にこの調査事業も始めておるのです。これ国が助成しております。どういったことができるのか、調査費用です。ですから、PPP・PFI事業につきましては、今後も私も質問と提言、そしてまた私も勉強もしてまいりたいと思いますので、先ほどいろんな話をさせていただきましたが、今回はこの質問、久しぶりに質問と初めてということもございますので、この程度でとどめておきますが、今回私が質問するきっかけになったのも、ある民間企業の方がこういう制度があるのだよということで本員に声をかけていただき、そして勉強させていただいたおかげなのです。やはり民間の皆様の持っている発想力とか情報網とか、そういうのをやはり官で一緒になってやっていく、資金に関しても官民で連携ができる事業、その事業に向けて今からいろいろ計画立てていくことが必要と思いますので、ぜひとも御検討をお願いします。 それでは、4番目の質問に移ります。都市計画道路3・4・71号普天間線の進捗状況についてお伺いいたします。まず、令和3年度の物件調査、物件補償、用地補償の計画と進捗率について御答弁をお願いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 呉屋等議員の御質問にお答えいたします。令和3年度の事業計画につきましては、物件調査2件、物件補償1棟、用地購入を3筆予定してございます。 また、令和3年度の事業進捗率につきましては、事業費ベースで26.9%を見込んでおります。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 進捗率の御説明ありがとうございました。 部長、本員は以前も提言をいたしましたが、都市計画道路事業は国の高率補助で行っております。沖縄県を通して沖縄振興公共投資交付金として本市で交付される事業でございますが、普天間線の事業の遅れによって、関係者へ御迷惑おかけをしております。沖縄県からの交付金が市が要望した額の半分も満たないことがこの遅れている原因であることは、何度もこの議論しておりますが、そこでお尋ねしますが、沖縄振興公共投資交付金の交付状況について御答弁をお願いいたします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。令和3年度の普天間線につきましての沖縄振興公共投資交付金の概算要望額が3億9,790万円に対しまして、交付決定額は1億4,930万円で、要望額の37.5%の交付状況でございます。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 市の要望をした額の37%ですか。もうこの5~6年ずっとこういう調子です。半分も満たない交付額、これはもともと国土交通省の社会資本整備総合交付金でございますので、それを県を通して本市に入ってくる。県が要望したよりも半分も満たない額で来るものですから、事業がなかなか進んでいかない、進んでいかないと地権者をはじめ関係者の皆さんが大変今困っているのです。道路自体も虫食い状態になって景観も損ないますし、当初の予定では平成33年の完了予定だったと本員は記憶しておりますので、もう令和3年、ちょうどこの年でございます。ただ、この進捗率もまだまだ20何%という大変厳しい状況でございますので、以前も提言をさせていただきましたが、この都市計画道路の国土交通省の補助である社会資本整備総合交付金も、これ県を通さず直接本市のほうに交付してもらうようにできないかということも提言させていただきました。それがもうできない場合は、新たな財源、その新たな財源を確保しなければ、この事業いつまでも終わらないです。どのようにお考えでしょうか。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。沖縄振興公共投資交付金、ハード交付金は、国から県へ、県から市町村への配分があるように、間接補助となっていることから、制度的に国から市への直接交付については厳しいものと思慮いたしております。 また、沖縄振興公共投資交付金以外の補助財源の確保に関しましては、引き続き調査研究してまいりたいと存じます。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) なかなか厳しい状況ですので、いろんな財源、防衛予算であるとかそういった高率補助が使えるのも、ぜひぜひ御検討をお願いしたいと思います。 そして、この普天間線について、本市では地区計画も予定されておりまして、地域への説明会も何度か開催をしていただいております。その中で地域の方からも幾つかの提言もございました。本員も提言をさせていただいていますが、そして本員はまた一般質問の中で、この路線、無電柱化についても平成28年12月議会から、都市計画街路で無電柱化する場合には、同じ高率補助を受けられると、それについては会派で政務調査も行ってまいりました。都市計画街路と同時に無電柱化事業すれば、同じ高率補助の中で一緒に事業としてやっていける。ですから、市が単独でやるよりは、この都市計画街路事業と一緒にやったほうが高率補助でいいです。そのためには、無電柱化のための審議会へ要請しなければならないということでございますので、2点を御確認させてください。 まず、地区計画の件、そして無電柱化について、沖縄ブロック無電柱化推進協議会への申請というのは行ったのでしょうか。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。まず、地区計画の件につきましては、普天間線整備事業に伴い、沿道の建物が移転や建て替えとなることから、新たな土地利用が行われることが予想されております。そこで、市といたしましては、沿道にふさわしいまちづくりの実現に向けて、地区計画の導入を進めてまいりました。 これまでの取り組み状況でございますが、平成29年度から平成30年度にかけまして、沿道の地権者などを対象とした勉強会を開催し、令和元年度には地権者の意向調査や説明会を通じて地区計画の素案を作成しております。また、昨年度は説明会の開催をはじめ、都市計画法に基づく手続などを進め、令和3年3月に都市計画決定を行ったところでございます。 無電柱化ブロック推進協議会への登録状況でございますが、当該道路につきましては、無電柱化の整備が必要な路線として、これまでも沖縄ブロック無電柱化推進協議会へ継続して要望してまいりました。現在の状況といたしましては、沖縄ブロックにおける次期無電柱化推進計画の候補箇所リストに当該路線が登載されている状況でございます。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 建設部長、どうもありがとうございます。沖縄ブロック無電柱化推進計画のリストに登録されたということはもう決定したということで理解をさせていただきます。ありがとうございます。 それでは、5番目の質問へ移ります。市民会館の施設整備事業とさらなるバリアフリー化についてお伺いいたします。本員は平成24年9月議会より、市民会館のバリアフリー化について、一般質問やあるいは当初予算の中で質疑を行いながら、提言をさせていただいております。 そこで、確認ですが、令和元年9月議会で提言いたしました楽屋入り口の階段の改善を含めて、どういうバリアフリー化できたのか、令和2年度にバリアフリー化された箇所についても併せて御説明をお願いします。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 呉屋等議員の御質問にお答えいたします。市民会館につきましては、施設の長期的活用を視野に、機能強化とバリアフリー化を図りながら、利用者がより安全で快適で利用しやすい環境を整えていくことを目的に事業を進めているところでございます。令和2年度に市民会館のバリアフリー化を行った箇所につきましては、大ホールにあります車椅子利用者観覧スペースについて、これまで3台だったところを9台分の増設を行い、既設と合わせますと、計12台の観覧スペースを整備してございます。 また、これまでは車椅子を利用する方がステージや楽屋で移動する際の環境が整っておらず、御不便をおかけしておりましたが、新たに屋外からステージまで容易に移動できるよう、屋外スロープの整備や楽屋近くの廊下階段部分へ簡易スロープの設置をいたしました。さらに、市民会館大ホールや中央公民館集会場の床改修と合わせ、難聴者の聞こえを支援する装置、磁気ループの再整備を行い、障害のある方が快適に利用できるようになってございます。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 実は、先日、市民会館のさらなるバリアフリー化ということで、教育委員会の施設課の皆さんや、そしてまた生涯学習課の職員の皆さんに資料の提供いただきながら、現場のほうも視察をさせていただきました。本当にバリアフリー化が進んできてよかったなと思っています。ありがとうございます。 ただ、1か所だけ、その現場視察をさせていただいた中で、楽屋へつながるスロープがございます。もう以前は階段だったのですけれども、スロープで大変便利になりました。2か所からスロープで安全に便利に上がることができるのですけれども、ただ上を見上げると屋根がなくて、ですから雨が降ったときどうなるのだろうと思って、屋根についてはどのようになっているのでしょうか。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。呉屋議員御指摘の屋外スロープの屋根設置につきましては、令和元年度の設計時において検討を行いました。検討結果といたしましては、設置する屋根は簡易的な構造ではなく、建築基準法などの基準を満たす構造で整備する必要があることから、新たに支柱などの設置スペース確保が必要となり、またそれに伴う費用の増加や駐車スペースの確保、管理面での課題などもあったことから、屋根設置について断念した経緯がございます。 車椅子利用の方々には雨天時において御不便をおかけする面もあるかと思いますが、屋外スロープへの屋根設置につきましては、厳しいものと考えております。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 事前に検討をされ、そして構造上の問題でなかなか屋根の設置ができなかったということも理解しました。ただ、何らかの方法で雨にぬれないように今後とも御検討をお願いいたします。これは答弁は結構でございます。 そして、平成24年9月議会よりたびたび提言をさせていただいています市民会館の障害者専用駐車場の整備でございます。現在は、市役所の来客駐車場に車をとめて、市民会館へ行くためには来客駐車場の中を通り、国道側の歩道から市民会館へ来館します。車の往来や人の往来が多かったり、あるいは雨降りの対策が課題であると思います。 そこで、市民会館の正面へ向かって右側の空いているスペースに障害者専用の駐車場ができないかということを一般質問やあるいは当初予算の中で要望というか、提言をさせていただきましたが、この件についてはどのようになったのでしょうか。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。障害者専用駐車場につきましては、令和3年8月6日から令和4年2月7日までの工期で整備を予定しております。今月末より着手する計画でございます。 工事内容でございますが、市民会館正面に向かって右側にあります植栽帯のスペースに車椅子専用駐車場4台、緊急車両駐車場1台、それから駐輪場6台、市民会館正面に通じる屋外スロープの設置や舗装工事等の整備を行ってまいります。 障害者専用駐車場の出入り口につきましては、歩行者や利用者への安全性を考慮の上、市民会館裏の市道からの出入りを計画しております。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。
    ◆20番(呉屋等議員) 障害者専用の駐車場もこの令和3年度内には出来上がるということを聞いて安心をしました。御尽力いただいた皆様、本当にもう御苦労さまです。ありがとうございました。 それでは、6番目の質問に移ります。令和4年に迎える沖縄本土復帰50周年に向けた取組についてお伺いをさせていただきます。昭和47年5月15日、戦後27年間アメリカの施政権下にありました沖縄が、先人たちの多大なる御苦労の中、本土復帰が実現をしました歴史に残る日でございます。 そこで、お尋ねいたしますが、昭和47年復帰を記念して行われた本市の取組について御答弁ください。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。過去の市報などを確認いたしたところ、昭和47年度中に本市の取組として、本土復帰記念事業を行った記録は確認できませんでした。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 本市の取組はなかったというのは、ちょっと今残念だなと思いますが、復帰当時、私は小学校4年生で、子供ながら覚えていたのは、通貨がドルから円に変わったこと、そして復帰反対運動があったこと、そしてなぜか子供たちにはにこにこバッジ、そしてにこにこ下敷きや筆箱が小学校から配布をしてもらいました。最近、この話題を知人に話したところ、実は日本政府が復帰のお祝いに県内の小中学生におよそ20万人分の記念メダルを教育委員会を通して配布する予定だったそうです。しかし、沖教組が記念メダルの配布に反対し、教育長に要請して、記念メダルは配布されなかったそうです。また、配布したメダルは回収までしたそうです。この話を聞いて、当初信じられなかったので、いろいろ検索しましたら、2007年の復帰35周年で琉球朝日放送がこの件について報道をしてたものを見ることができました。正直驚きと怒りが込み上げて来ましたが、そこでお伺いしますが、復帰当時、宜野湾市ではこの記念メダル、どのように対応されたのか、そしてメダルの行方について御存じでしたら御答弁ください。 ○平良眞一副議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。沖縄が本土復帰の際に小中学校へ配布予定だった記念メダルでございますが、その当時の市内小中学生であった職員に聞いてみますと、記念メダルは受け取っていないとのことでございます。また、教育委員会の関係部署に記念メダルが保管されているのか確認も行いましたが、ございませんでした。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 指導部長、50年前のことで大変恐縮でございました。いろいろ調べていただきまして、ありがとうございました。 実は今から10年ぐらい前なのですが、私はある古物商に行きまして、古い紙幣とコインを購入しました。紙幣は、自由民権運動の板垣退助がなっている100円札、そして1ドル銀貨というのがありまして、それも購入しました。1ドル銀貨今日持ってきていますが、大変珍しいものだったので買ったのですけれども、実はもう一つ買った理由が、この1ドル銀貨、刻印が1972年とあるのです。今から10年ぐらい前に買った、偶然見つけたこの1ドル銀貨、1972年、つまり復帰の年の1ドル銀貨、これは私は復帰記念ということで大切に持っておりますが、大変重たいのです。ですから、今この記念メダルがあったということに関して、とても感動していますので、引き続き探していきたいと思いますが、今後、本市において、来年50周年に向けての事業は何か予定をしてございますでしょうか。 ○平良眞一副議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。来年令和4年度は本土復帰50周年と合わせまして、市制施行の60周年に当たる節目の年となるところでございます。現在、市制施行60周年の事業は計画しているのですが、どのような形で本市が本土復帰50周年の大きな節目に関わっていけるのか、庁内で確認をしていきたいというふうに考えております。 ○平良眞一副議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 復帰50周年に向けての事業もぜひ御検討ください。 以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○平良眞一副議長 以上で20番 呉屋等議員の質問を終わります。 ○平良眞一副議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後2時43分) ○平良眞一副議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時55分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。7番 宮城政司議員の質問を許します。宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。議席番号7番、会派結・市民ネットワーク、宮城政司ヤイビーン、ユタサルグトゥ、ウニゲーサビラ。 先週9月16日、旧暦の8月10日は、地元、字宜野湾でシマクサラシの行事がありました。毎年、字宜野湾郷友会の皆様が宜野湾区内の6か所で、宜野湾区にヤナムン、悪いものが入ってこないように、イイムンが入ってくるようにと祈願していただいています。今年はコロナ禍ということで、規模を縮小して実施されていました。この宜野湾区のシマクサラシは、トゥーティークーの例祭、カーサレー拝みとともに宜野湾区の年中行事として2014年に市無形民俗文化財に登録されたものです。字宜野湾郷友会の皆様が地域のために祈願されていること、そして字宜野湾の文化を保存継承していただいていることに感謝申し上げます。 ワッターン、ウチナー文化、しまくとぅばテイシチニシー、マジュンシー、ジノーンハネヤカチー、イチャビラナヤーサイ、アンシネー……失礼。 それでは、副議長よりお許しをいただきましたので、通告した一般質問、順を追って質問させていただきます。1番目のウチナー文化及び伝統行事の保存継承・普及促進についてお伺いいたします。(1)、コロナ禍における市内行事の開催状況、そして市の支援を伺います。毎年、市の文化財保護条例の規定により、指定された無形民俗文化財等である普天間の獅子舞、大謝名の獅子舞、我如古のスンサーミーに加え、真志喜の大綱引き、大山の綱引き、野嵩ちなひちもういを含む6団体、そして子年と午年の野嵩マールアシビを含めた7団体に市無形文化財等の保存継承補助金交付要綱に基づき支援を行っているという答弁が過去当局からいただいております。今年度の開催状況と市の支援についてお伺いいたします。 以降の質問は自席から質問させていただきます。よろしくお願いします。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 宮城政司議員の御質問にお答えいたします。市内無形民俗文化財の伝統行事の大祭状況につきまして主催団体に確認したところ、今年度も新型コロナの影響により規模の縮小や中止の連絡を受けております。 我如古スンサーミーは規模を縮小して4月に開催されております。また、大謝名の獅子舞と普天間の獅子舞につきましても規模を縮小し、旧暦の8月15日の昨日開催しております。しかしながら、野嵩ちなひちもうい、大山の綱引き、真志喜の綱引き、さらに昨年の子年に開催予定でありました野嵩マールアシビは本年度に延期されましたが、中止するとのことでした。このような伝統行事の主催団体への支援につきましては、市無形文化財等の保存継承補助金交付要綱に基づき、伝統行事を開催した団体に対しましては、補助金交付による支援を行っております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 部長、丁寧な細かい御答弁ありがとうございました。コロナ禍ということで規模の縮小であったり、中止というのは感染を防止する意味でも致し方ない部分があると思います。ただ、このコロナ禍長く続いております。昨年ももう同じような状況になっていたと思います。その場合に、では保存継承するためにどういったことをしていけばいいのかということをしっかり頭を使って考えていき、コロナ禍だからといってどんどんなくなっていくようになってはいけないと思いますので、そのための工夫が必要だと思います。 そこでお伺いしますが、昨年度との違い、工夫や改善等があるかどうかお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。コロナ禍の影響により規模を縮小しつつも、市内無形民俗文化財の伝統行事を開催した団体につきましては、昨年同様、補助金交付による支援を行います。 また、教育委員会が毎年開催しておりますイガルー・シマ文化財教室において、地域の伝統行事の紹介などを予定しておりましたが、本講座もコロナ禍の影響等により開催を見送っている状況であります。教育委員会では、各地域の無形民俗文化財の伝統行事等を紹介した歴史文化遺産マップを各自治会へ配布しております。 また、今年度、我如古区自治会や大謝名区自治会、普天間区内に文化財説明板を設置することを予定しており、伝統行事を含む文化財の周知に取り組んでいるところでございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。昨年度と違った工夫をしていただき、ありがとうございます。ただ、このまま続くようでしたら、もしかしたらさらなる工夫や違い等が必要になってくるかもしれませんので、ぜひそういったことも含めて保存継承していくための対応をよろしくお願いしたいと思います。 そこで、少し質問かぶってしまうかもしれないのですが、3番目のこの市無形文化財をはじめ、市内のウチナー文化や伝統行事を保存継承するために、このコロナ禍を踏まえ、今後の計画をお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。市の無形民俗文化財である主催団体への支援につきましては、次年度開催された場合は補助金交付を行い、引き続き支援していきたいと考えております。 次年度は、イガルー・シマ文化財教室の開催を通じて、市内のウチナー文化や伝統行事の紹介などによる支援を行います。また、沖縄県と沖縄県文化協会主催の特選沖縄の伝統芸能や九州地区民俗芸能大会などへの出場推薦を行い、開催機会を増やすなどして、市内の無形民俗文化財を初めウチナー文化や伝統行事保存継承の支援を行ってまいります。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。ぜひ継続して市内のウチナー文化保存継承に向けて、御支援よろしくお願いします。 来年は、5年に1度、字宜野湾大綱引きの年です。新型コロナウイルス感染症が収束して開催できることを心から願うばかりですが、こればかりは来年の状況になってみないと分からないところがあると思います。ただ、開催を私自身が心から待ち望んでおりますので、そうなった場合にはぜひ市の御支援、御協力もよろしくお願いします。 それでは、2番目の質問に移ります。地域ごとのウチナーグチの違いの調査や研究を要望します。市内の小中学校でウチナーグチのクラブ活動があるかどうかお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 宮城政司議員の御質問にお答えいたします。昨年度は、小学校の総合的な学習の時間にしまくとぅば普及センターから講師を依頼し、しまくとぅばに関する授業を行った事例がございますが、今年度はコロナ禍の影響もあり、ウチナーグチに関するクラブ活動の報告はございません。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。ぜひ取組をやっていただきたいなと思います。 そこで、コロナの収束後の話になるとは思うのですが、子供たちがウチナーグチを学ぶ機会をよりよいものとするため、地域の老人クラブと連携を検討してみてはいかがでしょうか。御見解をお伺いします。 ○平良眞一副議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。令和2年度からコロナ禍のため地域の老人クラブの皆様との交流ができない状況が続いておりますが、子供たちがウチナーグチを学ぶ機会として、老人クラブとの交流は大変有効であると考えております。教育委員会としましては、老人クラブとの連携が図られるよう、各学校へ助言をしてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。このやり方はきっと子供たちだけではなく、老人クラブの皆さんにとってもいい影響があるのではないかなと思います。そして、地域性をしっかり残せるのではないかなと思いますので、ぜひ前向きにコロナが収束した後、検討していただきたいと思います。 先日、山城康弘議員の質問にもありましたが、大山区自治会では沖縄県と連携し、ウーヤマクトゥバ、正確にはウヤマクティバですか、をまとめた冊子を出版されました。とてもすばらしい取組だと思いました。県内の地域ごとにしまくとぅばの違いがあることはよく話されていることだと思いますが、宜野湾市内の地域ごとにも実は違いがあるということがあります。もしかしたら、県内の違いと比べると細かな違いかもしれませんが、それは非常に大事な特徴だと考えています。県でできること、市でできること、地域でできること、それぞれが大切で、それぞれの連携もしっかり大切にしていただきたいのですが、この市内のしまくとぅばの違いを調査するのは市の役割ではないかなと、ぜひ市の主導を取ってもらいたいなという思いがあります。 そこでお伺いいたしますが、市内の地域ごとのウチナーグチの違い、調査は難しさはあると思うのですが、調査することはできないでしょうか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。市内のウチナーグチに関する調査につきましては、教育委員会が1985年に刊行した文化財調査報告書第8集「方言」と2003年に宜野湾市史第9巻自然編の追録として刊行いたしました「自然とヒト」において、市内の地域ごとのウチナーグチを調査報告書としてまとめた実績がございます。 文化財調査報告書第8集「方言」では、宜野湾市内の旧14の字を対象に、その地域の出身で明治40年代生まれの方から、私、あなたなどの代名詞や、いる、いないなどの動詞、キノボリトカゲやセミなどの昆虫等、26項目の語彙の聞き取り調査を行い、54ページにわたりまとめております。 また、「自然とヒト」でも、市内の旧14字を対象に、その地域の出身で大正から昭和初期生まれの方から、ネズミ、コウモリなどの哺乳類や鳥類、は虫類、昆虫など、さらに農作物や野生植物などの方言88項目の聞き取り調査を行い、1冊の本に項目としてまとめてございます。この2003年の「自然とヒト」の刊行後は、ウチナーグチに関する調査は行ってございません。今後、これまでの調査を深めて、市内地域の方言を調査して記録に残し、文化財の一つとして地域ごとの方言を次世代へ継承していくことは重要なことと認識しております。 しかし、高齢化が進み、生まれた地域を離れたことのない純粋な地域の方言を話せる方々を探し出すことも難しく、調査には時間を要するものと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 詳しい御説明ありがとうございました。私も聞き取りに来ていただいた職員の方とお話ししたときに、その大変さの一部を教えていただき、今、改めて行うということは非常に難しさというのも感じました。それと同時に、難しいということは、その文化をもう失いつつあるということだと気づきました。これは、宜野湾市内の地域ごとの違いという部分で見方をしたのですが、しまくとぅば自身が失われようとしている今ですので、ぜひ今できることを先送りにせず、ウチナー文化、しまくとぅば、私たちは残していくということを強く意識しなくてはいけないなと思いました。 それでは、先ほど御答弁いただいた資料等が作成されていると思います。博物館、市や教育委員会のホームページ等を活用して、こういった調査結果を発信することをぜひやっていただきたいなと思っています。それが著作権等の関係で難しい場合等もあると思いますので、そういった文献が博物館にあるよとか、文化課で保管していますよとかというような情報でもいいですので、ぜひ市民の皆様へ教育委員会が取り組んだ結果をしっかり発信していただきたいなと思いますが、ぜひ御見解をお伺いします。 ○平良眞一副議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。先ほど御紹介しました2つの調査報告書の発信につきましては、既に市内の小中学校や自治会、市民図書館などの公共施設へ配布しており、市立博物館や市民図書館で閲覧することができます。 なお、「自然とヒト」の報告書につきましては、現在も市立博物館と文化課において販売も行っております。 また、活用につきましては、議員御提言のとおり、これまでの貴重な調査成果や本市の方言に関する図書などを市民が活用しやすいように、市のホームページ上において閲覧可能な施設の紹介を行ってまいります。 さらに、今後は、これらの調査報告書を基にウチナーグチで幾つかの用語を例に出して、地域ごとや世代ごとの呼び方を本市の地図に落とし込み、イラスト化するなどして紹介し、これまで取り組んできた調査成果の発信方法について検討してまいります。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。聞き取りの際に、こういった資料を一部見せていただきました。中身を見て、本当にずっと読みたいなと思うぐらい興味深いもので、すばらしい資料を作っていただいたなと思いました。なので、だからこそ、例えばスキャンしてデジタル化とかして、インターネット上で見やすくするとかいろいろな工夫ができると思いますので、ぜひよろしくお願いします。 それでは、次の2番目の質問に移らせていただきます。市道宜野湾11号の整備についてお伺いします。これは、6月議会でも多くの議員から提言、質問等あったと思います。5月、6月の大雨の際に宜野湾区の市道宜野湾11号で冠水が複数回起こりました。その後、一般質問で皆さんが取り上げた後に、当局のほうでその後の対処を行われたと思いますので、その後の状況、現在の状態をお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 宮城政司議員の御質問にお答えいたします。当該冠水箇所につきましては、緊急的対策の土のう設置等を行いました。現在設置されている雨水排水施設は、設計指針等に定められた技術基準に基づき、当該区域の雨水流量に見合った断面で整備がなされておりますが、想定外の冠水であるものと考えております。冠水対策として、基地側の下流排水能力を高めるために、現在、沖縄防衛局及び米軍と対応協議を行っているところでございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。下水道についても対策があったと思いますが、そちらもお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 こんにちは。宮城政司議員の御質問にお答えいたします。上下水道局におけるその後の対応でございますが、さきの6月議会で御答弁申し上げました空き地側からの表面水を取り込むための集水ますのかさ下げ、並びに車道にございますマンホールの蓋をグレーチングタイプに取り替えたことに加え、かさ下げをいたしました集水ますの壁に横穴を開け、集水ます周辺のくぼ地部分のぬかるみ対策を行ったところでございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御対応ありがとうございます。先日、大雨が降った際に、私は市道宜野湾11号に駆けつけたのですが、雨の量にもよるかもしれないのですが、目測ですが、恐らく数センチぐらいの冠水と言えるものか分からないのですが、水がたまっている状況ではあったのですが、危険性を感じるほどではなかったので、効果が出ているのではないかと思っておりましたら、これも雨量にもよるかもしれません。今後もぜひ注視していただいて、必要な対応をしていただきたいと思います。 では、次の質問で、冠水した場所につながる下水道の整備について、整備状況とその計画をお伺いいたします。この下水道を整備すると、冠水への効果があるかどうかについても御答弁お願いします。 ○平良眞一副議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。市道宜野湾11号の道路冠水地点につながる未整備となっております雨水排水路の整備につきましては、下流部となる市道宜野湾11号の道路区域内につきましては、今年度の整備予定でございます。上流部分の市街地側につきましては、今年度内で用地取得を行い、次年度の整備予定でございます。 冠水対策の効果としましては、当該雨水排水路の整備後は、道路冠水地点への市街地側からの表面水の流入が大幅に軽減され、道路冠水対策の効果が期待できるものと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。あの冠水は、実際現場で見たら本当に危険だなというふうに思います。しかもあの辺り真っ暗ということもあって、夜とかに起きると本当に危険なので、当局の御対応に感謝します。冠水が起きないことを願うばかりです。 今、局長もおっしゃったように対応していただいて、今後も対応していくということなので、少し長いスパンになるかもしれないのですが、今後注視していただいて、もしまだ冠水が起こる可能性があるということでしたら、国道330号の志真志大久保給油所から、あそこは昔から冠水をするところなのですが、我如古側から国道330号に行くと、国道沿いに冠水注意という注意喚起の看板があるのです。この市道宜野湾11号にも冠水の可能性が残ったままで今後もあり得るのだったら、こういった看板の設置とかも検討していただきたいなと思うのですが、この看板等の設置基準とあと当局の見解をお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。これまで大雨の冠水時には通行止めになったことも考慮しながら、注意喚起の看板設置を検討してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) よろしくお願いします。それでは2番目の質問に行きます。 安全対策、ガードレール、街路灯の設置等を要望します。こちらも6月議会でも多くの議員から要望あったと思いますが、先日私は宜野湾区の方々、自治会の方々とお話をしたところ、継続して要望があります。 そこで、お伺いしますが、この市道宜野湾11号の歩道側にガードレールを設置していただきたいという要望に対して、6月議会以降のガードレール設置の対応状況と計画等をお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。ガードレールの設置でございますが、ガードパイプも含めまして、今年度から交通安全対策事業を活用し、設置を予定してございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 部長、ありがとうございます。もし今決まっている場所が分かれば、場所の説明もお願いしていいですか。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。設置の場所でございますが、まずはカーブの大きい箇所、危険と思われる箇所から順次進めてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。今の御答弁だと、まだ決まってはいないということで理解しました。ただ、今部長、まずはというふうにおっしゃっていただいたのはすごくありがたいと思っていまして、そのガードレール設置以降にもしっかり市道宜野湾11号の利用状況を注視していただき、必要に応じてこのガードレール設置場所を増やしていただきたいというふうに考えておりますが、御見解をお伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えします。交通量の状況を見ながら順次検討してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。 そして、ガードレールも大事なのですが、暗いということは当局の皆さんも御承知だと思います。市道宜野湾11号を夜行くと本当に暗くて、片側は普天間基地があって、片側まだ住宅もそれほどない状況なので、この暗いということで非常に懸念の声が地域だったり自治会長からかも上がっております。暗いことは治安の悪化、交通事故、不法投棄、野生生物の出現など、非常に懸念されることがありますので、街路灯の設置を要望します。そして、設置基準等あればお伺いいたします。当局の見解をお伺いします。 ○平良眞一副議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。まず、道路照明施設設置基準によりますと、連続照明設置の場合、一般国道における交通量が1日2万5,000台以上の場合や、歩道等の利用者が道路を横断するおそれがあり、自動車交通量及び歩道等の利用者数の多い区間と示されております。 また、局部照明設置の場合は、信号機の設置がされた交差点及び横断歩道などが示されてございます。これらの基準を基に市道宜野湾11号への道路照明施設の設置につきましては、現在の道路の状況を確認しながら、防犯灯での対応も含め今後も検討してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) よろしくお願いします。 今回質問はしないのですが、市道宜野湾7号と市道宜野湾11号の交差点に信号機を設置してほしいという声も届いております。ぜひ事故が起きた後ではなく、起きる前に対応ができるような、市民の安全を守るような対応をしていただけるよう、よろしくお願いします。 それでは、3番目の質問に移らせていただきます。民生委員児童委員への市の支援と取組についてお伺いします。毎年5月12日は民生委員児童委員の日です。今年も5月12日から18日まで、民生委員児童委員の日活動強化週間でした。 そこでお伺いしますが、民生委員児童委員の定義、どのような活動しているかお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 宮城政司議員の御質問にお答えいたします。委員は、民生委員法と児童委員法に基づき厚生労働大臣より委嘱を受け、社会福祉を推進するため様々な活動を行う、地域で1番身近な相談支援のボランティアでございます。本市の場合、市内を4つの中学校区ごとに分けて活動しており、高齢者世帯等の見守り、日常的な声かけ、挨拶、子供の登下校時の見守り、子育てサロンの運営など、地域を把握し様々な支援を行っていただいております。また、行政機関の業務に対する協力も業務の一つとなってございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。民生委員児童委員の方々の働きというものは、もしかしたら本来、市の職員で対応してもいいのではないかなと思うぐらい、業務量といいますか、大変難しい仕事をされていると思い、ふだんから本当に感謝しています。 ただ、そこでお伺いしますが、この民生委員児童委員の給与や報酬等あるかどうかをお伺いします。 ○平良眞一副議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。民生委員児童委員の活動は無報酬で給与はございませんが、活動に必要な活動費などとして、1人当たり年額6万200円が県から支給されております。また、市からは、宜野湾市民生委員・児童委員連絡協議会へ運営補助金を交付しており、必要な活動費につきましては、補填がされるよう支援を行っております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。県と市それぞれでできる範囲で支援、報酬に近いような形で支援していただいていることは理解できましたが、その働きに対する対価としては非常に低いように感じます。 民生委員児童委員の方々の活躍というのは、大変助けられているという思いがあるのですが、市の見解をお伺いしてもいいですか。 ○平良眞一副議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。民生委員児童委員の皆様には、常に市民の立場に立ち、介護、医療、子育て、生活等の不安など様々な相談に応じていただき、必要な支援が受けられるよう日頃から御尽力いただいております。あわせて、福祉事務所が行う業務につきましても、該当する世帯の家庭生活状況の確認や、その証明をいただくなど、多大なる御協力をいただいていると認識しております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) そうですよね。もう本当に感謝し尽くせないと思います。 それでは、次の支援内容をお伺いしようと思ったのですが、こちらはもう今までの答弁である程度含まれていると思いますので、その次の現在の宜野湾市内の民生委員児童委員の定足数と実際の人数を、そして率もお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。民生委員児童委員の定数は、厚生労働大臣の定める基準に従い、都道府県知事が市町村長の意見を聞き、これを定めることとなっております。本市における民生委員児童委員の定数は141名となっており、10月1日に新たに委嘱される3名が加わり、総数117名となり、委嘱率は83%となります。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 恐らく他市町村と比べてもそんなに遜色はない数字ではあると思うのですが、83%ということは充足はされていないという状況で、これまで福祉の概要等を見ても、長年同じ地域で民生委員の方が足りないというような状況も見受けられています。それでは、どういった方がこの民生委員児童委員になれるものなのでしょうか。誰でもなれるものか、その辺りの説明をお伺いします。 ○平良眞一副議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。民生委員児童委員は、特別な資格や知識が必要なわけではございません。お住まいの地域の福祉に理解と情熱があり、地域の実情を御存じの方、またはこれから理解したい方、そして実際に活動できる方などを要件として募集しております。 自治会からの推薦や応募があった後、宜野湾市民生委員推薦会の推薦を受けた方が民生委員児童委員及び主任児童委員の候補者として、沖縄県での審議を経て、厚生労働大臣及び沖縄県知事の委嘱を受け、民生委員児童委員及び主任児童委員となります。任期は、おおむね3年となっており、実際は、次期一斉改選までとなります。また、年齢要件もございまして、民生委員児童委員につきましては、おおむね30歳以上70歳未満までの方、主任児童委員につきましては、おおむね30歳以上65歳未満の方となっております。なお、再任の場合は、おおむね75歳までとなってございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございました。誰でもなれるというわけではなく、そういった審査といいますか、条件があるのかなというふうに感じました。ただ、やはり不足しているということなので、また総合計画、令和6年度までに95.2%という委嘱率を目標として掲げています。この95.2%、令和6年までに達成に向けてどのような取組を行っていく予定かお伺いします。 ○平良眞一副議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。第4次宜野湾市総合計画後期基本計画の基本施策、地域福祉の推進の中で、民生委員児童委員の委嘱率を令和元年時点の80.1%から令和6年までに全国の委嘱率平均である95.2%まで向上させるとして目標値を掲げてございます。全国の委嘱率平均の95.2%まで押し上げるために、現行の取組である市や社会福祉協議会の広報紙、ホームページ等の募集案内に加え、今後、本市職員退職者や教職員退職者等への募集案内や、民生委員児童委員の活動内容の周知を図り、取組を積極的に進め、委嘱率向上に努めてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。
    ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。現在の民生委員児童委員の方のお名前を見ても、もともと市の職員だったOB、OGの方々が対応されていることを確認できます。退職した後まで宜野湾市のために対応していただき、大変感謝しております。行政、社協、自治会、民生委員児童委員、それぞれが役割を果たすことで、よりよい福祉が実現できると考えます。一つでも欠けると逆に成り立たなくなるのではないかと、そのような中で、民生委員児童委員は、ほぼ実費負担のみで励んでいただいている。ぜひ関係団体、関係者と連携して、この民生委員児童委員の皆様の待遇、環境がよくなるように市からも御支援していただくようよろしくお願いします。 それでは、次の4番目の質問に移らせていただきます。新型コロナウイルス感染症の対策についてお伺いします。1番目の市内小中学校のタブレットなどの活用状況、計画についてお伺いしていきます。 ほかの議員の方からも質問ありましたので、かいつまんで聞いていきたいと思いますが、まず環境についてお伺いします。GIGAスクール構想によって、生徒1人1台のタブレット端末の配布、それから学校内でのネットワーク環境の整備というものがあったと思いますが、それが完了しているかどうか、そしてこの学校側の設備として、オンライン授業がもう可能となっているか、設備という観点で御答弁をお願いします。 ○平良眞一副議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。学校内のネットワーク環境につきましては、令和3年度1学期開始前には整備が完了しております。GIGAスクールパソコンの利用状況についても、全ての小中学校、学級で使い始めており、97%に当たる281学級が通常の授業での利用を行っております。 学校側の設備としては既に整っており、通常の授業でも利用しておりますので、オンライン授業の実施についても対応可能と考えております。今後、オンライン授業を実施していく上で課題が見つかれば、適宜工夫や改善を行っていきたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。完了しているということで確認しました。この学校のネットワーク環境の整備の前に、私が当時いました福祉教育常任委員会でこの説明を担当職員から受けたときに、私が懸念していた通信量、この回線で本当に大丈夫なのかということで、かなり時間を割いて質問させていただいたときに、丁寧な答弁いただいていたのですが、その後、今回の質問の聞き取りのときに担当の職員とお話をすると、ちょっと私も驚くぐらいいい数値といいますか、いい環境ができているのだなと、逆に何でそんなにいいのだろうと思うぐらいできていましたので、すごく安心をしました。 ただ、部長今おっしゃったように、実際に使い始めるというのはこれからだと思いますので、これから使い始めていくときの状況をしっかり確認していただいて、本当に運用に耐えられるのか。例えば休校になって、全生徒がオンライン授業を始めますといったときの通信量として耐えられるのかとかいったところが大きな要素になってくるとは思うのですが、注視していただいて、その結果を踏まえて、この辺りは学校の先生方の授業のやり方とかに影響してくると思いますので、もし課題等あれば、教育委員会からも積極的に支援をしていただくよう、よろしくお願いします。 それでは、実際、このコロナ禍において、市内の小中学校でオンライン授業を想定しているか、お伺いいたします。 ○平良眞一副議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。オンライン授業の実施については、教員、児童生徒の機器の操作習熟度や授業の進捗、学級・学年閉鎖、または休校期間等を踏まえ、各学校で判断することとしております。実際にオンライン授業を実施する際に、トラブルなく行うためには、事前に児童生徒の家庭のネットワーク環境調査など、しっかりとした準備が必要であり、各学校にてその調査や準備を進めているところでございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。学校で家庭に対して調査するようなシートといいますか、私も拝見いたしました。非常に細かな確認になっていて、実際それが確認できると大分安心してオンライン授業に臨めるのではないかなということも、また課題もしっかりあぶり出せるのではないかなというふうに感じました。 ただ、今部長がおっしゃったように、それぞれの学校での判断というふうにおっしゃっていましたので、学校側で判断する際に、ハードルが高くてなかなかオンライン授業に踏み出せないというふうなことにならないように、環境側であったり先生方の授業を進める上での技術であったり、そういったところの支援については、教育委員会からぜひ丁寧にやっていただきたいなと思います。よろしくお願いします。 それでは、同じ話になるのですが、このオンライン授業を進める上で、学校での先生方に対するICT対応、ICT関連の技術に対する関連する丁寧なフォローをお願いしたいです。具体的に、今はもう行っていると思いますが、現場の先生方がこのオンライン授業を行うために、どういった支援を行われているか、御答弁お願いします。 ○平良眞一副議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。教育委員会ではオンライン授業を行うための準備として、各学校に事前に準備、確認すべき点を整理した資料や操作マニュアル等を提示し、支援を行いました。また、本市では、教員のスキルアップのため、スケジュールに沿ってGIGAスクールサポーターとICT支援員を学校に派遣し、学校現場の先生方に対してICT機器の研修を行っております。 さらに、要請に応じて学校に出向いて技術的な支援も行っております。その中で、先生方がオンライン授業を実施するための操作手順や注意点などについても支援、助言しているところでございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ぜひ丁寧なフォロー、アドバイス等をよろしくお願いします。 例えばオンライン授業をするときに、子供たちがタブレットを30分間ずっと見続けるとかというのは、恐らく経験したことのないような疲労だったりストレスを感じるのではないかなと思います。そして、集中力も切れると思います。実際、教室で先生から対面で授業を受けているときとは全然違う感覚になる可能性もあって、そういったあたりもしっかり確認して、よりよい授業になるように、子供たちのためになるようにフォローしていただきたいです。 そのために、既に県内でもオンライン授業を始めている学校あります。また、可能であればでいいのですけれども、県外の小中学校であったり、専門的な研究をしている大学等、あるかどうか分からないのですけれども、そういった外部からの情報というものも収集していただき、宜野湾市内の小中学校の生徒たちのオンライン授業というのに役立てていただきたいなと思うのですが、御見解をお伺いします。 ○平良眞一副議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。既にオンライン授業を実施した県内他市町村と情報の共有を行いながら、本市でオンライン授業を実施の際には、それらのノウハウや注意点を役立てていきたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) よろしくお願いします。オンライン授業をやる上では、学校の先生方、生徒はもちろん保護者の皆さんの環境等にも関わってくる部分あると思いますので、ぜひ保護者の方への配慮等もしていただき、よい環境をつくっていただくようよろしくお願いします。 それでは、その次の2番目のワクチン接種の状況と今後の計画についてお伺いします。もう何人の議員も聞いていると思うのですが、確認できる最新の時点で市内のワクチン接種の人数と率をお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 宮城政司議員の御質問にお答えいたします。12歳以上の対象者8万7,249人に対し、9月21日現在、2回目接種完了者が3万3,451人で、接種率が38.3%となっております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) この結果は市のホームページでも公表していただくようになりました。ありがとうございます。 妊婦の方、そしてそのパートナー、そして受験生への優先接種など、当局には大変対応を頑張っていただいている感覚があります。プロジェクトチームの皆様に、本当に対応感謝します。ただ、今3回目の接種という話も出てきています。プロジェクトチームの皆さんの疲労度合いが大変懸念されますので、属人化するようなことがないように、ぜひこの職員の皆さんの負担軽減も意識していただきたいなと思います。 それでは、38.3%、県内では一番低いというふうに聞いていますが、1日に接種できる人数に対して予約状況がどうだったか、なぜ低かったかというのを確認したく、接種希望者が多いが待たせている状況なのか、それとも接種希望者が少なくて用意している枠が余っている状況か、どちらだったのかお伺いします。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。まず、集団接種の体制でございますが、9月18日より1日当たり500名から1,000名の人が接種できる体制となってございます。予約状況につきましては、日によって予約の入り方も違いますが、早い日程から予約が埋まっている状況となってございます。9月につきましては、ほぼ予約枠のとおりに予約が入っている状況でございますが、10月からの予約枠につきましては、空き状況、空きが見受けられ、9月21日現在、10月の予約日程での予約率は52.7%となっており、約4,600回分の空きがある状況となってございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御説明ありがとうございました。私の質問は、これまでどうだったかということを聞きたかったのですが、もう次の質問で伺います。 都道府県で見たときに、沖縄県のワクチン接種率が全国最下位という情報がありました。そして、沖縄県内で宜野湾市が最下位という情報がありました。これは、正確に比べたわけではないのですが、その2つのことを合わせると、沖縄県、宜野湾市は、全国の市町村で最下位の接種率となっていた可能性があると思います。この接種率の低さをどのように受け止めているか、原因をどのように考えているか、当局の見解を伺います。 ○平良眞一副議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。接種率が低い要因といたしまして、これまでの接種回数枠の不足が挙げられると思います。つきましては、ワクチン接種の加速化を図り、接種率を上げるため、9月より集団接種においては新たに土曜日を追加し、週4回の実施をすることとなっております。また、午前中実施分を300人規模から400人規模に拡大しております。接種枠を拡大することで、1週間当たり1,800回接種から2,800回接種となります。9月18日より、半日当たりの対応人数をさらに500人規模に拡大したことから、1週間当たり3,500回の接種体制を整えたところでございます。 医療機関における個別接種では、市内医療機関21か所の協力の下実施しておりますが、当初、1週間当たり1,300回の実施から、現在では約1,900回の接種枠を拡大して実施し、接種率の向上に努めているところでございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ここは、実はいろいろ問題もあるのではないかなというふうに考えてはいます。ただ、何が原因かというのはなかなか言えないこともあるのではないかなと思うのですが、一つ私が懸念しているのは、例えば、特定健診の受診率の低さとか、自治会会員加入率の低さ等、行政と市民の間に意識の乖離がないかなということを懸念しています。ワクチン接種事業を一生懸命頑張っていただくのはいいのですが、それ以前に、そもそもの日頃の対応の中で、これまで以上に市民との寄り添う態度というものが必要になってくるのではないかなと思いました。ぜひワクチン接種については頑張っていただきたいと思います。 それでは、次の質問に移らせていただきます。 ○平良眞一副議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時50分) ○平良眞一副議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時50分) 会議時間の延長についてお諮りいたします。本日の会議時間は、議事の都合により、この際、あらかじめこれを延長したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○平良眞一副議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) それでは、引き続きよろしくお願いします。 5番目の基地行政についてお伺いします。米軍がPFOSを含む汚水を市の公共下水道に放出したことに対して、市の見解と今後の対応について伺っていきます。 市の調査で基地からの下水に高濃度のPFASが含まれることを9月10日に公表されました。それ以降の当局の対応と今後の計画についてお伺いします。 ○平良眞一副議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 宮城政司議員の御質問にお答えいたします。9月10日以降の対応と今後の計画につきましては、8月26日に沖縄県が宜野湾浄化センターで採水しており、その結果が9月16日に公表されております。また、9月9日、本市上下水道局が8月26日と同じ地点で採水をしております。それらの調査結果を踏まえながら、今後の対応を検討する予定となっております。 本市といたしましては、市民の不安を払拭するために、引き続き今回の放出事案を含め、有機フッ素化合物に関する正しい情報を説明することなどを国に対し求めてまいります。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 市民も大変不安と怒りを覚えていることだと思います。ちょっと時間がないので、少しスキップして、4番目の質問を、2番目と3番目を飛ばします。 県の下水処理でPFOS等を除去する機能があるか、下水道に流されたPFOS等はどうなるのか、海に放出されるのかお伺いいたします。 ○平良眞一副議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。本市公共下水道の終末処理場となっております宜野湾浄化センターを管理する沖縄県に確認しましたところ、同センターの下水処理施設は、有機フッ素化合物PFOS等を除去する機能を有していないことから、PFOS等は一般的な下水処理では処理されず、海へ放出されることになると伺っております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 想像どおりかなと思います。そして、海の中に行くと、生物がPFOSを摂取し、吸収し蓄積される、そして食物連鎖で上位の生物には高濃度でPFOSがたまっていくことを大変懸念いたしております。 この質問等をつくった後に、国が代わりにお金を出すというような話もあったので、ちょっとずれるかもしれませんが、最低限でも焼却処分、そして可能ならもうアメリカに持ち帰っていただくというようなことをぜひ強く要望していただきたいと思いますが、見解をお伺いします。 ○平良眞一副議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。普天間飛行場におけるPFOSなど含む水の取扱いにつきましては、本市は、当初から焼却処分など適切に処理するよう求めてまいりました。当面の対応として、防衛省において普天間飛行場に残っている未処理の廃水を引き取り、処分すると承知しておりますので、適切な措置が講じられるよう状況を注視してまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) もう本当に当然だと思います。ただ、もう既に流してしまった下水というのはあるのです。こちらの対応をどうするかというのも、放置せずしっかり調査するなり検討するなりしていただきたいなと要望します。 それから、市民からも私は訴えを聞きましたが、このPFAS、PFOSを含む水を、処理水なのか分からないのですが、下水道に流すこと自体を禁じるような条例を宜野湾市でつくれないかという相談がありました。そういった条例をつくれるようであればぜひつくっていただきたいと思うのですが、市の見解を伺います。 ○平良眞一副議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。現在、下水道法においてもPFOS及びPFOA等については排水基準が定められていないため、公共下水道への放流に係る安全性の基準を本市で条例化することは困難であると考えております。 しかし、市民の安心・安全を最優先とする本市の対応としましては、米軍普天間飛行場内のPFAS汚染水をこれ以上公共下水道へ放流させず、これまでどおり焼却処分等の適切な処理について強く求めることが最も重要で効果的な対応であると考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御答弁ありがとうございます。今最も重要で効果的とおっしゃったので、ぜひ効果が出るように対応していただくようよろしくお願いします。 それでは、次の質問に移ります。外務省TOFUプログラムに対する市の見解をお伺いします。基地があるからこその恩恵や利益というものが宜野湾市にあるかどうかお伺いします。 ○平良眞一副議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。御質問いただきました基地があるからこその恩恵や利益につきましては、外務省による海外派遣プログラム、第3回アメリカで沖縄の未来を考える東京派遣プログラムの参加報告からの引用だと認識をしております。本プログラムは、沖縄の将来を担う高校生、大学生を米国に派遣し、政府関係者との意見交換や各種視察などを通じ、語学としての英語力向上を図るとともに、英語を用いて様々な分野について学ぶ教育機会を提供することを目的としており、今回の参加者が本プログラムを通じて感じたことなどを報告していただいたということでございます。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 質問の内容と少し食い違っているように思いますが、一人一人の考えに違いがあることは当然だと思います。ただ、その発言内容を市報に載せるかどうかというのは市の判断です。市の考えと異なる考えというのは市報には載せないのではないかなと考えるのは普通だと思います。市報に載せるということは市の考えに一致する、近いと考えるのが普通、自然だと思います。 そうすると、市報の内容では、宜野湾市は普天間基地を残したい考えがあるのか不安に思うというような声もあります。そこで、伺いますが、市長のおっしゃる原点は危険性の除去ということをいつもおっしゃいますが、基地があるからこその恩恵や利益と共存できるのかお伺いします。 ○平良眞一副議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。普天間飛行場につきましては、日米両政府において全面返還が合意されており、返還合意の原点は危険性の除去であると認識をしております。 また、普天間飛行場が返還されるまでその運用は続くとともに、例えば軍雇用者所得、基地周辺整備、基地交付金などによる経済効果も継続されることになると考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) では、宜野湾市として普天間基地が残ってもいい、残ったほうがいい、もしくは残したいという考えがあるかお伺いします。 ○平良眞一副議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。本市といたしましては、これまでも普天間飛行場の一日も早い閉鎖、返還を求めてきており、残ってもいい、残ったほうがいい、残したいといった考えはございません。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) そこは大事なところだと思います。 それでは、松川市長、そして宜野湾市議会からの要請を聞き入れず、PFOSを含む汚水を下水道に放出した米軍の行動というのは、他人の声に耳を傾け理解しようと努めているかどうかをお伺いします。 ○平良眞一副議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。8月26日の普天間飛行場からの米側による処理水の放出につきましては、今回の放出があまりにも一方的であり、地元である宜野湾市民への配慮が著しく欠けていることなどから、放出されたことについては大変遺憾である旨の市長コメントを発出をしております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 他人の声に耳を傾け理解しようと努める必要があるというのは、このTOFUプログラム内で話されたケネディ元駐日大使が参加した高校生、大学生に向けて発した言葉です。ぜひ自国内でやってほしい、態度で、対応で示してほしいというふうに思います。 それでは、訪米予算が組まれていると思いますが、その計画と状況をお伺いします。そして、行った際に、今回この米軍がPFOSを含む汚染水を強引に下水に放出したことをしっかり抗議していただきたいと思いますが、見解をお伺いします。 ○平良眞一副議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。沖縄県において緊急事態宣言が発令されている中、今年度も訪米要請行動の実施は困難であると認識をしており、代替案の検討を行っているところでございます。 いずれにしましても、今回の処理水の放出につきましては、米国政府に対し、改めて放出の経緯を確認するとともに、二度とこのような事案が発生しないよう求めてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 強く訴えてくるようよろしくお願いします。 それでは、この外務省がやっているTOFUプログラム、全てを把握できているわけではないのですが、ホームページ等で確認する限り、すごくいい話を多くされているように感じますが、ぜひTOFUプログラムで話されている内容と現実の米軍の対応との乖離をしっかりその中でも説明するように要望します。市からも外務省にそういうふうに要望していただきたいのですが、見解を伺います。 ○平良眞一副議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。TOFUプログラムは、これまでに3回実施されており、参加希望者の数も増えてきております。本市といたしましては、本プログラムの内容の充実と多くの参加希望者が参加できるよう求めてまいりたいと考えております。 ○平良眞一副議長 市長。 ◎松川正則市長 こんにちは。お答えいたします。補足となりますが、ただいまの質問、答弁をお聞きしまして、何か誤解があるのかなというふうに感じております。基地があるからその恩恵や利益という市報に掲載があったということですが、これはTOFUプログラム、非常に優秀な高校生、大学生が自ら希望して、この英語の勉強、あるいは外国の文化を学びたい、特にアメリカの文化を学びたいということで、これ外務省が基地のある所在の市町村をという形で公募をしておりますけれども、一つの対応性といいますか、意見です。それをつかまえて、自分の考えと違うというような今捉え方をしているのではないかなと、やはり純粋な意見でありますので、宜野湾市としては、宜野湾市長としても、高校生、大学生の一つの意見ですので、それは市民にお知らせもして、それはまた子供たちであり、市民の皆様が判断をしていただく、そういうことでありますので、その文言だけを捉えて批判するような御意見というのはいかがなものかなということは、市長として今非常に心外な形で捉えております。 もう少しこの子供たちの意見というのもしっかり捉えて、それはまたやっぱり市民の皆様が、子供たちがそれを考えていくということにしていただきたいなと、市長としては御理解も含めてお願いをしたいと思います。大変すばらしい事業だと私は考えておりますので、これからもぜひ応募を増やして、そういった経験を宜野湾市の子供たちにできるだけ多く機会を与えて、外務省にもそのように要請もお願いもしておりますので、ぜひこの事業を大切にしていきたいと思います。 それから、PFASの汚水の件に関しましては、市長としても、今回はこういう状況、コロナ禍の状況ですので、訪米は見送りまして、何らかの形での米軍、あるいは米国サイドの要所に何らかの形でしっかり抗議といいますか、意見交換も含めてしっかり対応をお願いしていきたいと、当然、日本政府にもそこは強く申入れもしていきたいと考えております。やはり宜野湾市民の安全・安心のためには、何らかの形を取っていきたいと、宜野湾市長としては考えておりますので、そこはぜひ御理解をお願いしたいと思います。以上です。 ○平良眞一副議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 市長の見解はそういうことだと理解しました。ただ、市民が誤解するような内容が市報に載っている事実もしっかり受け止めていただきたいと思います。そして、市民の安心・安全をもっともっと対応していただけるように、よろしくお願い申し上げて、私からの一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○平良眞一副議長 以上で7番 宮城政司議員の質問を終わります。 以上をもちまして本日の全日程が終了いたしましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は9月24日午前10時から会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。(散会時刻 午後4時08分)...